プレスリリース

2006年08月25日

ユニクロの「全商品リサイクル活動」がスタートまずは2006年9月1日から30日まで、全国のユニクロ店舗にて回収を実施します


この秋、ユニクロは、全ユニクロ商品を対象としたリサイクルの取り組みをスタートいたします。第一回目となる回収期間は、9月1日から30日までの1ヶ月間。全国720店舗のユニクロ店頭において、商品の回収を行います。回収した商品は、救援衣料としてリユースする他、断熱材や燃料としてリサイクルいたします。

これまでの社会貢献・環境活動

 ユニクロは、お客様や社会の皆様のおかげをもちまして、これまで順調な事業活動を続けさせていただいております。そんなお客様や社会に何らかの形でお返しができたら・・・。決して大きく構えて取組むというのではなく、まず、できるところから、そして少しずつ、人へ、社会へ、いろいろな形でお返しをしていこうと考えています。そのために、社会貢献・環境活動を専門に行う部門を2001年3月に設置しました。

 これまでの活動としては、災害時の緊急援助や、瀬戸内オリーブ基金活動などがあります。環境への配慮については2001年から、主力商品の一つであるフリースのリサイクルに取り組み、2006年7月までの累計で34万点のフリース商品を回収いたしました。回収したフリースは、主に燃料として再資源化し、電気エネルギーとして利用されています。

いよいよ全商品のリサイクルに取り組み始めます

 フリースのリサイクル開始から5年、ユニクロでは、全商品のリサイクルをスタートします。まずは、9月1日から30日までの1ヶ月間、全国のユニクロ店頭において、お客様から商品を回収いたします。回収した商品については、救援衣料として発展途上国などに寄付してリユースしたり、断熱材や燃料としてのリサイクルを行います。

【実施概要】

回収期間(第一回) : 2006年9月1日から30日まで

回収場所       : 全国のユニクロ店舗(店頭にてお客様から直接回収)

対象商品       : ユニクロで販売した全商品

※お客様へのお願い

 ・ 回収は、ユニクロで販売した商品に限らせていただきます(他社製品はご遠慮ください)

 ・ 回収対象品は、お手数ですが最寄のユニクロ店舗までお持ちください

  (郵送などではお受付できません)

 ・ 靴下などのペアになっているものは、両方そろえてお持ちください

 ・ 濡れたままのものや、汚れの著しいものはご遠慮ください

 ・ お手数ですが、お持ちいただく前に、ご家庭にてお洗濯をお願いします

【リサイクルの流れ】

回収

 ユニクロの店頭において、お客様から直接手渡しで、回収をお受けします。



選別

 混入している異物を除去し、リユースできるもの、リサイクルできるものに選別します。



(1)リユース

 二次使用に耐える衣類については、日本救援衣料センターを通じ、各国赤十字などより発展途上国へ寄付します。

(2)マテリアルリサイクル

 (1)に適さない衣類については、反毛処理(繊維の状態に戻す処理)を行い、断熱材・軍手・ウエスなどの原料としてリサイクルします。

(3)燃料化によるリサイクル

 (1)(2)に適さない衣類については、特殊技術によってガス化し、発電用燃料としてリサイクルします。