2008年01月09日
「広辞苑」第6版出版記念 ユニクロ「広辞苑」Tシャツを1月11日(金)から限定発売
ユニクロは、『広辞苑』で使用されている挿絵を採用した『広辞苑』Tシャツ10柄を、1月11日(金)から、ユニクロのTシャツ専門店「UT STORE HARAJUKU.」や、ユニクロの通販サイト「ユニクロオンラインストア」で限定販売します。
『広辞苑』Tシャツは、「国語+百科」辞典の最高峰『広辞苑』(岩波書店刊)の、10年ぶりの改訂を記念して販売するものです。
言葉だけでは表現しきれないものを、分かりやすく独特のタッチで描写した挿絵は、掲載された言葉への理解を深めるだけでなく、親しみやすさを与えてくれています。
◇ ◇ ◇
今回デザインした『広辞苑』Tシャツ10柄は、『広辞苑』の改訂版(第6版)が10年ぶりに刊行されることを記念して制作しました。
採用したTシャツの柄は、『広辞苑』の中で使用されている、言葉だけでは表現しにくいものを分かりやすく伝えるための挿絵がモチーフになっています。辞典の挿絵は、ただ見た目通りに写したものでは不十分で、正確で分かりやすいことが必要とされます。何枚もの資料写真から特徴を的確につかみ取り、適切な強調と省略のメリハリをつけて描かれます。こうして描かれた挿絵は、写真に勝る情報量を持っており、イラストとして見ても完成度の高いものです。
『広辞苑』の改訂版(第6版)には、総数約2800点の挿絵が掲載されており、その中から和のテイストを持っている挿絵を中心に、知っているようであまり知られていない事物の挿絵を、Tシャツの柄として選び出しました。
【商品詳細】
■販売日 : 2008年1月11日(金)~
■柄 数 : 全10柄(各3色 ※詳細は、次ページ以降の通り)
■販売方法 : ユニクロTシャツ専門店「UT STORE HARAJUKU.」、
およびユニクロオンラインストア(store.uniqlo.com)等にて販売
■サイズ : S、M、L、XL
■価 格 : ¥1,500(税込)
■素 材 : 綿100%
【商品詳細】
柄 | 柄名/語彙説明 | サイズ/ カラー | 価格 (税込) |
---|---|---|---|
挂甲(かけよろい) (肩にかけて着る甲の意)甲の一種。五世紀頃、朝鮮から渡来。鉄板の小札(こざね)を革紐や組糸でつづり合わせたもので武具として用いた。のち唐制をうけ、裲襠(りょうとう)に似て布帛(ふはく)で作り、時に金銅を用い、儀礼用となり、甲としての実用性は失われた。けいこう。うちかけよろい。 | S,M,L,XL 紫、茶、白 | ¥1,500 | |
へまむし入道(へまむしにゅうどう) 文字遊戯の一つ。片仮名ヘを頭、マを目、ムを鼻とし、シを口とあごとにあて、草書の「入道」の二字を身体にあてたもの。また、ヨを耳にあてて、「へまむしよ入道」とも。 | S,M,L,XL 紺、茶、白 | ¥1,500 | |
ベッセマー転炉(ベッセマーてんろ) 一八五六年イギリスの技術者ベッセマー(Henry Bessemer 一八一三~一八九八)が発明した酸性転炉。溶銑に空気をふきこみ、炭素分を減らして鋼鉄をつくった。最初の安価で大規模な製鋼法。今はほとんど用いない。→転炉 | S,M,L,XL 青、黒、黄 | ¥1,500 | |
草鹿(くさじし) 鹿が草の中に伏した様にかたどった歩射(ぶしゃ)の的(まと)。板で鹿の形を造り、中に毛を入れてなめし革で縫いぐるみとする。中央の矢当ての星、まわりの小星などは白く塗り残す。鎌倉時代から武士の射術練習用。 | S,M,L,XL ベージュ、青、紫 | ¥1,500 | |
ウンスンカルタ (「ウンスン」はum sum(mo)(ポルトガル)か。umは一、summoは最高・最上の意。一説にウンは大黒・福禄寿などの福の神の絵札、スンは唐人姿の絵札の意)元禄(一六八八~一七〇四)頃、天正カルタをもとにして日本で考案されたカルタ。札数は七五枚。図柄は五種の紋標から成り、各紋標一五枚ずつ。絵札には竜・武人・唐人などを配する。遊び方はトランプ遊戯のツー-テン-ジャックに似る。 | S,M,L,XL 赤、紺、白 | ¥1,500 | |
鶴丸(つるのまる) 紋所の名。鶴紋の一種で、翼を拡げた鶴を円形に描いたもの。 | S,M,L,XL 赤、紺、白 | ¥1,500 | |
琵琶法師(びわほうし) 琵琶を弾ずる法師。平安時代から巷間の盲人芸能者で、僧体で琵琶を弾ずるものがあった。鎌倉時代、平家物語を琵琶に合わせて語る平家(平曲)を始め、座を組織して活動。そのうちの当道座は近世初期に全国に拡大、幕府公認となったが、これに加わらない九州の一部の琵琶法師が一八世紀に盲僧座を形成、琵琶を弾いて地神経(じしんきょう)を読誦し、余興に物語を歌った。これを盲僧琵琶といい、薩摩琵琶・筑前琵琶の母体となった。徒然草「-の物語を聞かむとて琵琶を召し寄せたるに」→平家3 | S,M,L,XL ベージュ、赤、紺 | ¥1,500 | |
コブラ コブラ科のヘビの総称。特に、攻撃の際、体の前部を直立させて頭巾(フード)を広げ威嚇する種類を指す。アジア・アフリカ・オーストラリアに分布。最大の毒蛇キングコブラや頭巾に眼鏡模様のあるインドコブラ(メガネヘビ)など。 | S,M,L,XL ベージュ、紺、黒 | ¥1,500 | |
几帳・木丁(きちょう) (几(おしまずき)に帳(とばり)をかけたところからの名)屏障具の一つ。室内に立てて隔てとし、また座側に立ててさえぎるための具。土居(つちい)と呼ぶ台に二本の円柱を立て、柱の上に一本の長い横木をわたし、その横木に縦はぎのとばりと幅筋(のすじ)を掛けたもの。御帳台、壁代、御簾のつら、女性の座側などに立てる。冬は練絹に朽木形、夏は生絹(すずし)に花鳥など。また裾濃(すそご)・香染・綾・白・鈍色(にびいろ)などがあり、四尺・三尺の几帳、枕几帳・寄几帳・指几帳など、種々ある。 | S,M,L,XL ベージュ、紺、緑 | ¥1,500 | |
雁爪(がんづめ) (雁の爪に似ているからいう)鉄製の熊手。水田の株間を打ち返して土を攪拌(かくはん)し、雑草を防除するのに用い、また鉱石を掻き集め、あるいはボイラー内の燃料を掻きまわすなどに用いる。蟹爪(かにつめ)。 | S,M,L,XL 青、黒、緑 | ¥1,500 |