プレスリリース

2010年02月23日

ユニクロの「全商品リサイクル活動」 3月1日からは毎日受け付け、ユニクロ全店にて全ユニクロ商品の回収を実施します

 株式会社ユニクロは、CSR活動の一環として、ユニクロで販売した全ての商品をお客様よりお預かりし、リサイクルもしくはリユースする活動を行ってまいりました。2006年9月よりスタートし、毎年3月、6月、9月の年3回実施してまいりました。この活動を本年3月から、年間を通して実施することとしました。
 昨年お預かりした262万点の商品の約9割は、アジアやアフリカなどの難民・避難民への救援衣料として活用いたします。しかし、約3000万人と言われる世界の難民・避難民の全ての方に衣料をご提供するためには、さらにお客様からのご協力・ご支援が必要です。ユニクロは「全商品リサイクル活動」を通年で実施することで安定的に多くの衣料を回収し、少しでも早く、少しでも多くの世界の難民・避難民の方へ、お客様の真心をお届けしたいと願っております。

■「全商品リサイクル活動」実施概要

 ユニクロは、2001年9月より自社で販売したフリース商品の回収、リサイクルを行なってきました。その後2006年9月より、回収・リサイクルの対象をユニクロで販売された全商品に拡大。以降2006年9月より、3月、6月、9月の年3回、継続的・定期的に回収しリサイクルもしくはリユースする活動を実施しています。
 2009年は262万点(前年比165%)と、過去最高の回収数量となりました。本年3月からは、通年で回収活動を実施することにより、さらに多くの衣料を回収したいと考えております。

実施期間通年(3月1日より毎日)
回収場所国内のユニクロ全店舗(店頭でお客様から直接お預かりいたします。郵送等での受付はしておりません)
対象商品ユニクロで販売した全商品(事前にご家庭でお洗濯していただいたもの)
※濡れたままのもの、汚れの著しいものは対象外とさせていただいております

■ 回収商品の約9割は、難民・避難民支援や災害支援等の救援衣料としてリユースに
  世界3000万人の難民・避難民一人ひとりに衣料をお届けすることが目標

 これまでお客様からお預かりした衣料は、エネルギー資源や工業用繊維へとリサイクルするとともに、約9割の衣料をリユースし、難民・避難民支援や災害支援等の救援衣料として活用しております。
 難民・避難民支援では、支援を行なう各団体・機関(※)のご協力のもと、アジアやアフリカなどの難民キャンプに救援衣料を寄贈してきました。2010年3月には、バングラデシュの難民・避難民への寄贈が決定しております。
 ユニクロは「全商品リサイクル活動」を通年で実施することで安定的に多くの衣料を回収し、世界で3000万人と言われる難民・避難民の方一人ひとりに、衣料とともにお客様の善意も直接お届けすることが出来ればと考えております。

※難民キャンプ寄贈にご協力を頂いている国際機関・NGO
 ・国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)
 ・NPO法人日本救援衣料センター(JRCC)
 ・家族計画国際協力財団(JOICFP)

【ご参考】
・全商品リサイクル活動に関する詳細はこちらをご覧ください。
・全商品リサイクル活動「難民キャンプへのフォトレポート」はこちらをご覧ください。