2011年08月25日
お客様とともに歩み続けてきたヒートテックが今年も日常生活を変えていきます
株式会社ユニクロ(代表取締役会長兼社長 柳井 正)と東レ株式会社(代表取締役社長 )は 、2006年より戦略的パートナーシップを結び、商品の開発に取り組んでまいりました。この両社のパートナーシップにより生まれた代表的な商品が、冬の機能性ウェア「ヒートテック」です。「ヒートテック」は、2003年の発売以降、毎年お客様から寄せられるご意見をもとに、常に進化を続けてまいりました。この進化は、「冬の厚着からの解放」、「寒い日の積極的な外出」、「寒い室内での快適な生活」など、お客様の日常生活を変化させています。
両社は今後も、「ヒートテック」によって、より快適に過ごせる日常生活をご提案し続けることを目指します。また、「ヒートテック」にとどまらず、今後も素材メーカーとSPA(製造小売業)の境界線を越えた衣料品等の開発に取り組んでまいります。
ヒートテックが変えた日常生活
ヒートテックは、2003年の発売以降の累計販売枚数は2億枚に迫るなど、世界の冬をあたため続けてきました。この度、ユニクロはよりお客様の生活に役立つヒートテックの開発を目指すため、「ヒートテックに関する全国消費者調査」を実施。この調査結果により、ヒートテックが人々の日常生活に思いがけない変化をもたらしていることが分かりました。ヒートテックを着たことのある人のうち80.8%が日常生活の変化を実感しており、「冬の厚着からの解放」など外的な変化だけでなく、「寒い日の積極的な外出」など、今まで冬は内向きになりがちだった人々の気持ちを前向きに促す変化をもたらしています。
また、今年は昨年よりもヒートテックの着用頻度が増えると思う人(91.5%)のうち、節電による冬の寒さを懸念する人は52.8%。節電による保温性インナーの市場は拡大傾向にあると考えられます。ユニクロは、厳しい寒さが予測される今冬へ向けて、約1億枚のヒートテックを準備してお客様をお迎えいたします。
【主な数値結果】
■ヒートテックの認知率 96.3%
■ヒートテックの所有率 55.3%
■ヒートテックの所有数 平均4.4枚
■ヒートテックの満足度 94.3%
■ヒートテックを着たことで生活に変化があった割合 80.8%
■今年のヒートテックの購入意向 81.3%
節電にも寄与するヒートテック
昨年販売したヒートテック8000万枚に関して、その節電効果を算出。一世帯の構成を4名、1名あたり2枚ヒートテックを所有していると仮定すると、その世帯数に必要なヒートテックの数は8枚となり、ヒートテックを購入した世帯数は1000万世帯となります。
ヒートテックを着用して、暖房温度を1℃下げた場合、削減される消費電力は1世帯あたり58wとなり、これを1000万世帯に換算すると、58万kwとなります。この値は、この冬のピーク時の電力不足として見込まれている113万kwの約50%に相当します。ヒートテックが節電で予想される厳しい冬をあたためていきます。
ヒートテックの機能
代表的な機能である発熱・保温機能をはじめ、様々な機能を併せ持つ「ヒートテック」。今年のヒートテックは、男性用に「消臭」機能を追加。気になるにおいを抑えます。女性用は糸を細くすることで、滑らかな肌触りを実現すると同時に、衣服に初めてホエイ(乳清)を繊維に練りこんだことで生地の「保湿」機能を向上させました。
【発熱】 | 体から出る水蒸気を繊維が吸着。発熱します。 |
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【保温】 | 繊維と繊維の間にできる空気の層が、発生した熱を外に逃がしません。 |
【吸汗速乾】 | 汗をすばやく吸収して発散。肌ざわりがいつもサラサラです(男性用)。 |
【ストレッチ】 | 伸縮性のある素材で体にフィット。軽快な着心地です。 |
【静電気防止】 | 着脱時の不快な静電気を抑えます。 |
【形状保持】 | 特殊な編地により、洗濯による型崩れを防止します。 |
【保湿】 | 繊維に天然アミノ酸を含んだホエイ(乳清)を配合。やわらかな肌触りを実現(女性用)。<UPDATE!> |
【抗菌】 | 特殊加工で気になるにおいを抑えます。 |
【消臭】 | 特殊加工で衣服についた汗などのにおいのもとを吸着・中和して消臭(男性用)。<NEW!> |
*8月25日に行われた「2011年 ユニクロ ヒートテック」記者会見の詳細は、
ファーストリテイリング ホームページを
ご覧下さい。