プレスリリース

2012年02月28日

東日本大震災「ユニクロ 復興応援プロジェクト」

~(1)NGOとの協働、(2)仮設店舗出店と一時閉店店舗の再開~

 2011年3月11日に発生した東日本大震災から一年が過ぎようとしています。
 ユニクロを始めとするファーストリテイリンググループは、震災発生直後から、被災地での従業員ボランティアによる衣料配布や、義援金の寄贈などを行ってまいりました。この一年、従業員による現場での活動を通じ、被災地から私たちに対する期待やニーズを感じてまいりました。
 私たちは、そうしたお声に応えるため、中長期に渡り、被災地を応援したいと考え「ユニクロ 復興応援プロジェクト」を立ち上げます。活動内容は、実際に被災地で活動されている各NGOとの協働や、ユニクロの店舗オープンを予定しております。ユニクロとして、私たちにできる事で日本を元気づけたい。そんな思いからこの「ユニクロ 復興応援プロジェクト」をはじめます。

「ユニクロ 復興応援プロジェクト」をはじめます

 私たちは、この度「ユニクロ 復興応援プロジェクト」を開始いたします。宮城県、岩手県、福島県など被災地で、自立支援、生活支援、雇用創出、コミュニティ再建などを目的とした独自性のある活動をしているNGOと協働してまいります。また、被災地にユニクロの仮設店舗をオープンいたします。宮城県気仙沼市、岩手県釜石市に仮設店舗を開設し、震災以来一時閉店しておりました、福島県南相馬市の原町の店舗を再開いたします。

■NGOとの協働について

 被災地にて、自立支援、雇用創出などに取り組む団体を今後3年間に渡り、1団体あたり年間2,000万円を目処とし、3億円の資金規模で支援してまいります。3億円の資金は、2012年3月のユニクロ全店の売上金の一部から拠出いたします。また、ユニクロ全店で店頭募金活動を3月1日から3ヶ月間実施し、お客様からのご協力も募ります。
 ユニクロ及びファーストリテイリンググループの従業員を各NGOに派遣してのボランティア活動の実施も予定しております。
 現在協働を予定しているNGOは、以下の5団体となります。

・ 特定非営利活動法人 JEN
・ 特定非営利活動法人 ADRA Japan
・ 特定非営利活動法人 国際ボランティアセンター山形
・ 特定非営利活動法人プラネットファイナンスジャパン
・ 一般財団法人 東北共益投資基金

■被災地での仮設店舗オープン

 私たちが被災地で衣料配布をする中で、多くの皆様からユニクロ店舗のオープンを待ち望んでいるというお声を頂戴いたしました。そうしたお客様の声にお応えし、今般、仮設店舗をオープンいたします。被災地の皆様に日常の必需品を提供する場として、または雇用の場として、服を着る喜びを提供してまいりたいと思っております。各店舗への、お客様のお越しを心よりお待ちしております。

ユニクロ気仙沼店
営業場所  :宮城県気仙沼市赤岩杉ノ沢67番地1他
オープン日 :2012年3月9日(金)9:30オープン予定
営業期間  :2012年3月9日(金)から約1年間
営業時間  :10:00~19:00
店舗規模  :約30坪
店舗仕様  :プレハブ建設
販売アイテム:実需期商品を中心に約40アイテムを予定

ユニクロシープラザ釜石店
営業場所  :岩手県釜石市鈴子町22-1 シープラザ釜石内2F
オープン日 :2012年3月9日(金)9:00オープン予定
営業期間  :2012年3月9日(金)から約1年間
営業時間  :9:00~19:00
店舗規模  :約80坪
店舗仕様  :ビルイン形態
販売アイテム:実需期商品を中心に約40アイテムを予定

 2011年3月12日から一時閉店していた、福島県のユニクロ原町店を2012年3月9日(金)から再開いたします。

ユニクロ原町店
場所    :福島県南相馬市原町区北原字境堀261 ビアフレスコ内
再オープン日:3月9日(金)9:00オープン予定
営業時間  :平日11:00~20:00 土日10:00~20:00
店舗規模  :約180坪
販売アイテム:約200アイテム