2012年05月11日
「コカ・コーラ」をテーマにした「UT GRAND PRIX 2012」グランプリ作品が決定
世界72カ国、6288点の応募作品から選ばれた10作品がUTとして登場
ユニクロが2005年からスタートしたTシャツのデザイン・コンペティション「UT GRAND PRIX」。世界中の才能あふれる創造性豊かな人材を応援する為に実施しております。第8回となる2012年は、120年以上の長きにわたり、時代や国境を越えて人々に愛され続けているブランド「コカ・コーラ」をテーマに作品を募集いたしました。 2011年8月4日から9月12日までの応募期間に、72カ国から6288点の作品が集まり、Webでの一般投票と審査員による厳正な審査の結果、本日2012年の大賞1名、一般投票による最多得票賞1名、及び審査員賞5名、入賞3名が決定いたしました。この10名がデザインしたTシャツは商品化され、全世界のユニクロ店舗、及びユニクロオンラインストア(http://www.uniqlo.com/jp/)で販売されます。
世界中の人々に愛されるブランド「コカ・コーラ」が今年のテーマ。
「UT GRAND PRIX 」と題し、ユニクロは2005年から、年齢、性別、国籍等あらゆる制限を設けないTシャツデザインのコンペティションを実施しています。第8回となる2012年のテーマは、120年以上の長きにわたり世界中の人々に愛され続けているブランド「コカ・コーラ」。自由な発想に基づく6288点のTシャツデザインが世界中から寄せられ、本日大賞を含む各賞が決定いたしました。大賞受賞者には賞金1万米ドルと、1886年の誕生から125周年を記念して「コカ・コーラ」の歴史を貴重なビジュアルで綴った限定版アートブックが贈呈されます。「コカ・コーラ」の広告や写真はもとより、映画、ポップカルチャー、著名人など、その時代を象徴する豊富なアートワークが収録されています。
※「Coca-Cola」ならびに「コカ・コーラ」はThe Coca-Cola Companyの登録商標です。
■世界72カ国、6288点の応募作品から選ばれた、2012年の受賞者
大賞には賞金1万ドル
大賞の賞金1万ドルをはじめ、一般投票による最多得票賞1名には賞金5,000ドル、審査員賞5名には各賞金3,000ドル、入賞3名には各1,000ドルの賞金が贈られます。賞金に加え、受賞者にはコカ・コーラアートブックや受賞者各自のTシャツデザインがあしらわれた、限定のコンツアーボトルセットも贈呈されます。
※コカ・コーラアートブック
「コカ・コーラ」ブランドを象徴する写真や広告、デザイン、そして、フィルム、ファッション、芸術、社会史などの記録で美しく構成し記念したアート集。2012年、1886年の「コカ・コーラ」誕生から125年を記念して制作。
【受賞者のご紹介(順不同・敬称略)】
審査員特別賞名 | 受賞作品名 | 受賞者名 | 在住 |
---|---|---|---|
大賞 | Enjoy my Tee | Karrie Lee | 香港 |
最多得票賞 | Give me some color | Muhammad Zairul Bin Mohd Puad | マレーシア |
デイビッド・ターナー賞 | Jess Wilson | Jess Wilson | 英国 |
エリック・エルムズ賞 | WAVE WAVE | 木村 裕子 | 日本 |
レイモンド・フォン賞 | Coca-Cola BAND | 関川 馨子 | 日本 |
コカ・コーラ賞 | Even flowers | 石井 翔太郎 | 英国 |
ユニクロ賞 | real coke taste | Jiwon Lee | 韓国 |
入賞 | COKE CITY | 小野寺 祐樹 | 日本 |
Coke Tiles | Lonnie Walker | 米国 | |
DNA of Coca-Cola | 瀧 英介 | 米国 |
【受賞全作品の詳細は、http://www.uniqlo.com/utgp/からご覧いただけます】
■UTGPグラフィックTシャツ(公募)商品概要
発売日 :2012年5月中旬発売予定 ※店舗によって発売日が異なる場合がございます。
価 格 :1,500円(税込)
柄 数 :全10柄
サイズ :店舗→M’s: S,M,L,XL ユニクロオンラインストア→M’s: S,M,L,XL,XXL
販売経路 :UNIQLO全店、ユニクロオンラインストア(http://www.uniqlo.com/jp/)
審査員説明
① David Turner
(Partner, Turner Duckworth)
ロンドン、サンフランシスコにスタジオを構え、企業やブランドのイメージをデザインするターナー・ダックワース社のデザイナー。COCA-COLAやLevi’s Metallica Amazon.comなど、そのクライアントは多岐にわたる。ターナーのデザインで売上が伸びる事はもちろん、彼が手がけるデザインそのものが数々の産業デザイン賞を受賞、広く公表されている。ターナー・ダックワースは、COCA-COLAのボトルをモチーフにした作品で第一回カンヌグランプリ・デザイン部門の大賞を受賞、MetallicaのCDジャケットではグラミー賞も受賞している。また、デイヴィッドは、「クリエイティビティ・マガジン」が選ぶアメリカで最もクリエイティブな50人にも選ばれた。
② Eric Elms
ニューヨーク・ブルックリンにスタジオを構えるアーティストディレクター兼ビジュアルアーティスト。彼が設立したデザインスタジオ「Partners&Others」は、Supreme, Vans, Wieden+Kennedy, Nike, Colette, Arkitip, Carhartt, Art Directors Club, OhWowなど様々な企業をクライアントに持ち、キャンペーンやCIなどを手がける。エリックのアートは、ペイント・イラストのみならず彫刻やインスタレーションなど多岐にわたっている。パリでの“No Way Out”と題したエキシビジョンやニューヨーク、東京、マイアミ、シドニーでの個展が話題となった。
③ Raymond Fong
アメリカ・サンフランシスコ在住の最も重要なグラフィティ・アーティストのひとり。
フォングのドローイング、絵画、そしてミックス・メディアから成るインスタレーションは、コンテンポラリーなストリート・カルチャーに影響を受けており、アルコールの空き瓶、スプレー缶、グラフィティされたサイン、レンチ、木材やメタルのスクラップなどのビジュアル的要素が特徴的である。また、グラフィティ・アーティストとしては80年代からアメリカの都市部のストリートで活躍。ギャラリーやミュージアムなど伝統的な空間よりもより多く、幅の広いオーディエンスとつながるために必要不可欠なコミュニケーション手法として、グラフィティというメディアを選択している。
④ コカ・コーラ賞
審査員 :COCA-COLA グローバルデザイン/ライセンス シニアマネジャー Deklah Polansky
審査員コメント:
今年、記録的な応募となったことは、「コカ・コーラ」というブランドの普遍的な価値、それはまさに1杯の「コカ・コーラ」と同じ様にさわやかでシンプルな情緒的価値を共有しているという事実の証といえるでしょう。
⑤ ユニクロ賞
審査員 :株式会社ファーストリテイリング 代表取締役会長兼社長 柳井 正
審査員コメント:
「デザインにコカ・コーラの勢いを、また白、墨、赤の配色はUTのイメージとの親和性を感じます。このデザインを見たときIt’s a real thing.というコカ・コーラのフレーズを思い出しました。生きている喜びのようなものが表現されており、なによりも躍動感にあふれているところが非常にすばらしいと思います」。