2012年06月15日
300万着の衣料が不足しています、全商品リサイクル活動にご協力ください
ファーストリテイリングは、2011年2月にUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)とグローバルパートナーシップを結び、「全商品リサイクル活動」を中心に、世界の難民問題に取り組んでおります。この度、UNHCRからこの秋から冬にかけて、世界の難民の方に300万着の服を届けたいという要請を受けました。たんすの中に眠っている、着なくなったユニクロ、ジーユーの服がございましたら、是非全国のユニクロ、ジーユーの店舗にお持ちください。8月末までに300万着を集め、秋から冬にかけて、私たちが責任をもって、ケニア、エチオピア、南スーダン、ネパール、キルギス、世界各地のアフガン難民、ソマリア難民のキャンプなどにお届けいたします。
■たんすに眠っている、着なくなったユニクロ・ジーユーの服を店頭お持ちください
今、アフリカを中心とした難民キャンプでは、300万着の服が不足しています。着なくなって、たんすに眠っているユニクロ、ジーユーの服がございましたら、全国のユニクロ、ジーユーの店舗にお持ちください。
ユニクロ、ジーユーの店頭では通年で服をお預かりしておりますが、今、難民キャンプなどでは、特に防寒着になる冬服、暑い地域で着用するTシャツ類、子供服が300万着不足しています。
・難民キャンプなどで特に不足している衣料
冬服 :寒い冬を乗り切るための防寒着、ヒートテック、フリース、ダウンなど。
夏服 :気温の高いアフリカ地域で必要な、Tシャツ、ポロシャツなど。
子供服:子供たちの病気や怪我を防ぐこともできる、シャツ、ズボンなど。子供服は慢性的に不足しています。
8月末を目処に、300万着の服をお預かりし、私たちが責任をもってこの秋から冬にかけて、ケニア、エチオピア、南スーダン、ネパール、キルギス、世界各地のアフガン難民やソマリア難民のキャンプなどへお届けします。服を店頭にお持ちいただく際には、そのまま難民の方々にお届けできるようにに、ご家庭で洗濯したものをお持ちいただくようにお願いしております。また、6月から8月末まで日本国内のユニクロ・ジーユーでは、店頭での募金活動も行います。お預かりした募金は、UNHCRを通じて難民支援に役立てられます。
この300万着に向けての回収活動は、ユニクロの米国、韓国、香港、シンガポール、フランス、英国の全店でも実施いたします。皆様のご協力、どうぞよろしくお願いいたします。
■教育機関と連携しての服のリサイクル活動
ファーストリテイリングでは、全商品リサイクル活動をより多くの方に知っていただき、参加いただきたいという思いから、日本国内の大学、高校、中学校、小学校などの教育機関と連携し、学校での衣料回収活動を2009年から実施しております。昨年までに12校で実施し、5万枚(全累計1,410万枚に含む)が集まりました。今年はUNHCRとの協働の呼びかけをはじめ、約30校での実施が決定しております。各学校での活動には、ファーストリテイリングの社員も赴き、学生の皆様にレクチャーを行い、各校と連携し活動を行う予定でおります。来年度に向けては、公募を開始していく予定です。公募に関しての詳細は、決まり次第ファーストリテイリングのHPなどでご案内する予定です。
■「全商品リサイクル活動」について
ファーストリテイリングでは、2006年より「全商品リサイクル活動」を実施し、今までお客様からのご協力により約1,410万枚(2012年4月現在)をお預かりし、約520万枚を23カ国に寄贈して参りました。お客様からお預かりした服の約9割は、リユースできる使用状態のいいものです。服は服のままで活かしたい、まだまだ着れる状態の衣料を、世界で服を必要としている人に届けたいという思いから、2007年から難民キャンプを中心に世界中の服を必要としている人たちに届けております。
詳しい「全商品リサイクル活動については」以下のリンクをご確認ください。
www.uniqlo.com/jp/csr