2013年03月25日
ユニクロとジョコビッチ氏による、子どもたちの未来を拓くプロジェクト「Clothes for Smiles」最終選考を通過した、8つのアイデアを発表
ユニクロは2012年10月に、代表取締役会長兼社長の柳井正とユニクロのグローバルブランドアンバサダーである世界No.1のテニスプレイヤー、ノバク・ジョコビッチ氏の共同発案によるプロジェクト「Clothes for Smiles」を発足させ、世界中から子どもたちの夢を支援するアイデアの募集を実施いたしました。本日、世界46ヶ国、739件のアイデアの中から、最終選考を通過した8つのアイデアを発表します。
選ばれたアイデアは、2012年秋冬のヒートテックとウルトラライトダウンの売り上げから拠出された計10億円のファンドのうち5億円を原資とし、発案者との協議を進めながら4月より順次実施に向けてプロジェクト化していきます。プロジェクトの進捗状況は、定期的にWebサイト等で発信していく予定です。
「世界中のあらゆる人々の生活や社会を、ユニクロの服でよい方向に変えていくこと」。その実現に向けて、ユニクロはこれからも世の中に貢献する、革新的な活動を続けていきます。
<最終選考を通過し、実行される8つのアイデア>
・誰もが壁を相手にスポーツを楽しめる「UNIQLO DREAM WALL」の設立
・スポーツ、芸術、技術等の分野のプロフェッショナルによる、職業体験授業を実施
・セルビア難民センターの子どもたちに、お気に入りの服を買う社会体験をプレゼント
・優秀講師によるDVD授業で、途上国の教育格差を是正する
・アジアの子どもたちの識字率を高めるための図書館の設立
・命を脅かす病気や障害を持つ子どもとその家族が、穏やかな時間を過ごすためのホスピスの設立
・フィリピンの貧困層の子どもたちが自立するための職業訓練・インキュベーション施設の設立
・女子サッカーチーム設立を通じ、途上国の女児の自立を支援
※詳細は下記のWebサイトを参照してください
http://clothesforsmiles.uniqlo.com/ja/candidates.php
※アイデアはプロジェクト化し事業計画に基づいて進めていきますが、実施内容・計画に変更が生じる場合があります
<代表取締役会長兼社長 柳井正のコメント>
Clothes for Smilesは、子どもたちの未来を思うノバク・ジョコビッチ選手とユニクロがスタートさせた、新しいプログラムです。今回は私たちの呼びかけに対して、世界中から739件のアイデアが寄せられました。アイデアの内容は、子どもたちが楽しんで参加できる企画から、子どもをめぐる社会課題への取組みまで多岐に渡っており、私自身は「この時代に生きる子どもたちに、本当に必要とされているか」という視点で選ばせていただきました。アイデアを寄せてくださった皆様には、この場をお借りして改めて感謝を申し上げたいと思います。これからも私たちは、社会から本当に必要とされている活動を、ユニクロらしい方法でサポートしていきたいと考えております。
<ノバク・ジョコビッチ氏のコメント>
今回アイデアをご応募いただいた皆様には、心より感謝を申し上げます。皆様からの感動的で素晴らしいアイデアに、非常に大きな感銘を受けました。審査結果はゴールではなくスタートです。私も共同発案者として、アイデアの実現に向けてサポートを続けていきます。今回のようなプログラムは、継続することでより大きな効果が生まれます。Clothes for Smilesを通して企業と社会のネットワークが生まれ、世界を良い方向へと変えていく、そのような活動が広がっていくことを期待しております。
■「Clothes for Smiles」について
2012年10月に、ユニクロとユニクロのグローバルアンバサダーであるノバク・ジョコビッチ氏との共同発案で発足した、世界中の子どもたちに夢と希望を提供していくためのプロジェクト。10億円のファンドを設立し、その原資はユニクロの2012年秋冬のヒートテックとウルトラライトダウンの売り上げから拠出されます。主な活動は、世界中から子どもたちの未来を拓くアイデアを募り、実行していく活動と、ユニセフ(国際連合児童基金)とグローバルアライアンスを結び、世界中の子どもたちの教育環境の改善を支援していくことの2つで、それぞれ5億円が割り当てられています。
今回のアイデアの選考に関わった審査員は、柳井正、ノバク・ジョコビッチ氏、ムハマド・ユヌス氏(ノーベル平和賞受賞者)、川井郁子氏(バイオリニスト・作曲家)、安藤忠雄氏(建築家)の5名です。
詳細は下記のWebサイトを参照してください
http://www.uniqlo.com/smiles