プレスリリース

2016年02月24日

2016年春、「UT」がKAWSとコラボレーション ニューヨークを代表する現代アートをTシャツにのせて世界に発信

 ユニクロのTシャツブランド「UT」は、ニューヨークの現代アートを象徴するアーティストKAWS(カウズ)とコラボレーションします。
 ユニクロは、あらゆる人々の生活を豊かにする「LifeWear」コンセプトにもとづいた服づくりをしています。2003年に誕生したUTは、「Tシャツをもっと、自由に、面白く。」をキーワードに、Tシャツを様々なライフシーンで自分の個性を自由に表現するツールとして位置づけ、幅広いコンテンツを揃えてきました。これまでも、ニューヨーク近代美術館(MoMA)や松竹歌舞伎など世界中のポップカルチャーとコラボレーションし、メッセージを発信し続けています。
 KAWSは、ニューヨークのストリートでのグラフィックアートが評価され、そこからアーティストとしてのキャリアがスタートしました。彼の常識に囚われない表現方法が話題となり、今では一流の現代アーティストとして、世界有数のギャラリーや美術館、コレクターたちに賞賛されています。
 UTとKAWSだからこそ実現した、ファッションとアートの融合による本物のグラフィックTシャツ「UT KAWS」。UTを代表するアイテムとして、ポップカルチャーを世界中にお届けします。

KAWSのコメント:
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作品を作るときは、プラスティックのおもちゃ、絵画、ブロンズ彫刻、グラフィックデザインなど、様々な素材を使うことが好きです。UTは、僕の作品を世界中の人々に届けてくれる、素晴らしいキャンバス。熱意を持って仕事に取り組むユニクロの皆さんとご一緒できたのは楽しい経験でした。僕の友達であり、アーティスト仲間のNIGOがクリエイティブディレクターを務めるUTチームの一員になれて嬉しく思います。


ユニクロ Tシャツブランド「UT」 クリエイティブディレクター NIGO氏のコメント:
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20年以上も前からの友人であるKAWSと、2016年UTでコラボレーション出来たことは、自分にとっても大変光栄で、世界中でも大きな話題となることは間違いないでしょう。今までも何度もKAWSとは一緒に物作りをしてきましたが、今回もお互いを尊重し合いながら、何度もやり取りを繰り返し、素晴らしいアイテムが出来上がりました。KAWSの持つ世界観がしっかりとTシャツなどのアイテムに落とし込めたと思っています。


【KAWSプロフィール】
ニューヨークブルックリンを拠点に活動する、現代を代表するアーティストの一人。ポップアートをルーツとした、若者を魅了して止まない多数の現代アート作品を発表している。作品にはストリートアート、グラフィックデザイン、製品デザイン、絵画、壁画、大型彫刻などがあり、アートとデザインの世界を包括している。
KAWSは幼い頃からポップカルチャーのアートとデザインの魅力に取りつかれ、1990年初頭はマンハッタンにあるスクール・オブ・ビジュアル・アーツでイラストレーションを学ぶ。その頃にはすでにグラフィティアートに精通しており、しばしば壁や貨物列車に「K A W S」と書き残す。KAWSは表現力を磨き続け、後に自身のトレードマークとなる、二本の骨が交差した、目が×印の柔らかい印象のスカルマークを生み出す。卒業後は、フリーランスとしてアニメーションスタジオの仕事をする。この仕事の影響で、ポップカルチャーや漫画本に登場する、アイコン的キャラクターをさらに用いていくこととなる。
現在、KAWSはブルックリン美術館で個展「Along the Way」を、ヨークシャー彫刻公園でイギリス初の本格的な展示会を開催している。秋には、フォートワース現代美術館にて展示会を行う予定。