2019年11月15日
ユニクロが南スーダン代表 陸上選手団に衣類を提供
ユニクロは、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて、陸上競技の事前合宿を日本で行っている南スーダン代表選手団に衣料支援を行います。
南スーダンでは内戦や民族対立が続き、国内情勢が不安定なことから、選手たちが安心して練習に集中できるよう、群馬県前橋市が南スーダン代表の陸上選手団の長期合宿を受け入れています。ユニクロは、前橋市の取り組みに賛同し、このたび同市を通じて、南スーダンの陸上選手4名、コーチ1名、あわせて5名に合宿中の日常着、および練習用の衣類を、現在ユニクロで販売されているアイテムの中から提供します。提供期間は、今年11月から2020年8月までの10ヶ月間です。
南スーダンをめぐる支援においては、ユニクロを展開する株式会社ファーストリテイリングが、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が南スーダンで行っている難民支援活動に、70万米ドルを保健・教育を含む難民保護のための資金として提供しています。また、ファーストリテイリングは2006年に開始した全商品リサイクル活動を通じて、世界の難民・避難民などへの衣料支援を続けており、今年8月末までに、南スーダンを含む世界の72の国と地域に、3,657万着のリサイクル衣料を届けてきました。
ユニクロは、これまで支援活動を行ってきた南スーダンを代表する選手の方々への衣料提供を通じて、選手たちの活躍を願うと共に、スポーツを通じた平和の促進に貢献してまいります。また、難民・避難民問題の解決に寄与する支援活動を、さらに進めてまいります。
※参考:「オリンピックを目指す南スーダン選手の長期合宿事業」(前橋市)
https://www.city.maebashi.gunma.jp/bunka_sports_kanko/2/6/18876.html
ファーストリテイリングの難民支援の活動の詳細は、
https://www.fastretailing.com/jp/sustainability/community/refugees.htmlをご覧ください。