2020年02月18日
ユニクロ、ジーユー国内全店舗で4月1日からショッピングバッグを有料化
株式会社ファーストリテイリング傘下のユニクロとジーユーは4月1日(水)から、国内全店舗でショッピングバッグを有料化し、1枚一律10円(税抜)で販売します。
ファーストリテイリングは、環境負荷を低減し、お客様に安心して購入していただける製品とサービスの提供に向けた取り組みを進めています。プラスチックごみによる環境汚染への懸念が世界的に増大する中、2019年7月には、お客様の手に渡る使い捨てプラスチックを2020年中にグループ全体で2018年実績から85%(約7,800トン)削減する目標を設定しています。この取り組みの一環として2019年9月から、プラスチック製ショッピングバッグを順次、FSC認証(森林認証)*を受けた紙または再生紙を使用した環境配慮型の紙製へと切り替えを進めてきました。同時に、ユニクロ、ジーユーの全店舗でオリジナルのエコバッグを販売し、マイバッグとして持参を呼びかけています。このたび、ユニクロとジーユーの国内全店舗に紙製ショッピングバッグが導入されるのに合わせ、ショッピングバッグの有料販売を開始し、さらにマイバッグの利用促進と、ショッピングバッグ全体の使用量削減に努めていきます。
同時に商品パッケージについても、プラスチック製パッケージの撤廃およびFSC認証(森林認証)*を受けた紙などを使った代替パッケージへの切り替えを順次進めています。2019年秋冬シーズンから、ユニクロのルームシューズでプラスチック製パッケージを廃止したほか、2020年春夏シーズンのエアリズム一部商品などでも、紙製ヘッダータイプのパッケージを導入しています。2020年秋冬シーズンからは、ユニクロのヒートテックや、ジーユーの一部インナー商品でも順次代替素材パッケージへの切り替えを進めていく計画です。
ファーストリテイリングは、「環境への配慮」をサステナビリティ活動における重点領域のひとつに掲げ、あらゆる無駄をなくし地球環境への影響を最小限にする事業の構築を推進しています。
今後も、サプライチェーン全体で使い捨てプラスチックなど廃棄物の削減と、リサイクル素材などの活用による資源の循環利用に向けた取り組みを進めていきます。
*FSC認証: 環境保全と持続可能性の観点から、適切に管理された森林から生産された原料で製造された製品であることを示す認証。
環境配慮型紙製ショッピングバッグ
ユニクロ オリジナルエコバッグ(M・Lサイズ 各190円(税抜))