プレスリリース

2022年02月24日

ニューヨーク近代美術館とのパートナーシップを更新

 ユニクロはこのたび、ニューヨーク近代美術館(MoMA)との約10年にわたるパートナーシップを再び更新しました。ユニクロは2013年、すべての人がアートに触れることができる機会の創出を目的として、MoMAとパートナーシップを締結しました。これまでに、ユニクロが提供する入館無料プログラムを通じて、約300万人がMoMAを訪れています。今回更新したパートナーシップでは、この取り組みをさらに強化し、3つのプログラムを展開します。ニューヨーク市居住者を対象に、毎月1回MoMAの入館料が無料になるプログラム「UNIQLO NYCナイト」、世界中の人々にアートとその作品から得るインスピレーションを楽しむ機会を提供するデジタル配信の動画シリーズ「UNIQLO Art For All」に加えて、MoMAの収蔵作品をモチーフにしたコラボレーション商品の新コレクションを発売します。

ファーストリテイリング プレジデント オブ グローバル クリエイティブ ジョン・ジェイ コメント
 今回のパートナーシップの更新によって、ユニクロとMoMAは引き続き、心を動かすアートの力を人々に届けていきます。MoMAは私たちの長年のパートナーであり、ともに成し遂げてきた成果を誇りに思います。アーティストとその作品がもたらすインスピレーションが、日々の生活や人間性、社会の成長において、これほどまでに重要となった時代はありませんでした。偏見のない心と互いへの思いやりが、社会全体にとって最優先課題となった今日、私たちが世界をより大きな視点で捉え、感じる上で、MoMAが果たす役割は特に重要となってきています。

MoMAアソシエイトディレクター サラ・スズキ氏 コメント
 約10年前に始まったこのダイナミックなプロジェクトでユニクロと協働する機会に恵まれ、このパートナーシップの継続を何よりも喜ばしく思っています。「UNIQLO NYCナイト」や、オンラインでの「UNIQLO Art for All」の配信、UTでのコラボレーションなど、多彩なチャンネルを通じて、当美術館の作品をすべての人々にお届けしたいと思います。

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ニューヨーク近代美術館 アビー・アルドリッチ・ロックフェラー・スカルプチャー・ガーデン
撮影:Carly Gaebe、 画像提供: MoMA

「UNIQLO NYCナイト」入館無料プログラム
 2013年以来、入館無料プログラム「ユニクロ・フリー・フライデー・ナイト」に加えて、ニューヨーク市の医療関係者を対象とした通年のスポンサーシップ・プログラムを含む、ユニクロが新型コロナウイルス感染症のパンデミック期間中に提供した同様のプログラムを通して、多くの人々が無料でMoMAを訪れました。
 ユニクロは、「UNIQLO NYCナイト」を通じて、ニューヨーカーたちに再び安全にアートを楽しむ機会を提供します。MoMAの入館料が毎月最初の金曜日の夜に無料となる 「UNIQLO NYCナイト」は、3月4日からスタートします。

「UNIQLO Art For All」シリーズのデジタル配信
 ユニクロとMoMAは2020年、美術館の枠を超えてMoMAのウェブサイトとYouTube上で、MoMAのスタッフが美術館の作品との個人的な体験を共有する動画コンテンツ「UNIQLO ArtSpeaks」の提供を開始しました。今回のパートナーシップ更新で、このプログラムを拡大し、「UNIQLO Art for All」シリーズとして世界中のアート愛好家にお届けします。新シリーズでは、アートとデザインをテーマに、視聴者が現役のアーティストたちから学び、クリエイティビティを探求するインスピレーションとなる新しいデジタルプログラムを提供します。

MoMAコラボレーション商品
 ユニクロのMoMAとのパートナーシップには、MoMA収蔵のアーティストにインスパイアされたコラボレーション商品の販売も含まれます。ユニクロのグラフィックTシャツブランド「UT」を通じて、着る人の個性が表現できる貴重なアート作品を、多くの人が身近に感じられる機会を提供してきました。
 最新コレクション「MoMAアート・アイコンズUT」では、MoMA収蔵の近代美術の巨匠たちに着目。濃紺と黄色が鮮やかなフィンセント・ファン・ゴッホの『星月夜』(1989年)や、柔らかな色彩が魅力のクロード・モネの『睡蓮』(1914年〜26年)などの作品がお目見えします。商品には、アートを通して日々の生活の質を高めるという考えを共有するパートナーシップの象徴としてMoMAのロゴをあしらいました。

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ユニクロとアート
 ユニクロは、世界有数の美術館とパートナーシップを結んでいます。入館無料プログラム、コラボレーション商品の販売、各種イベントの開催などを通じて、より多くの人がアートに触れ、理解を深める機会を提供することを目指しています。

2013年5月~現在  ニューヨーク近代美術館(MoMA、米国ニューヨーク)
2016年3月~現在  テート・モダン(英国ロンドン)
2017年9月~現在  ボストン美術館(MFA、米国ボストン)
2018年3月~現在  バルセロナ現代美術館(MACBA、スペイン バルセロナ)
2021年2月~現在  ルーヴル美術館(フランス パリ)