プレスリリース

2022年06月16日

平和を願う、チャリティTシャツプロジェクト「PEACE FOR ALL」始動 
6月17日世界同日発売

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 ユニクロは、着る人の個性を自由に表現するグラフィックTシャツブランド「UT」で、平和を願うチャリティTシャツプロジェクト「PEACE FOR ALL」を始動します。
 PEACE FOR ALLは、「世界の平和を心から願い、アクションする」という趣旨に賛同した著名人の方々にボランティアでご協力をいただき、それぞれの平和への願いをデザインしたTシャツを販売するものです。このプロジェクトの主体であり、ユニクロを展開する株式会社ファーストリテイリングが、利益の全額(1枚当たり販売金額の20%相当)を、貧困、差別、暴力、紛争などによって影響を受けた人々に対して人道的支援を行っている団体に寄付し、寄付金はそれらの活動に充てられます。

 Tシャツは、着る人の思いを表現し、それを分かち合うことができる素晴らしいアイテムです。今回、ユニクロにゆかりのある各界の著名人15名の方々にご協力をいただけることになりました。そのうち、5名の方々のTシャツを、6月17日(金)から日本を含むグローバルで同日発売します。
 私たちは、すべての人々が安全に暮らせる平和な未来に向かって、世界を少しでも良い方向へ変えていくために、PEACE FOR ALLに継続的に取り組んでまいります。今後も積極的にチャリティTシャツの製作に協力していただける方々を募り、世界中に賛同の輪を広げていきたいと考えています。

株式会社ファーストリテイリング 代表取締役会長兼社長 柳井 正のコメント
 先月、全世界の難民・国内避難民などが1億人を突破した、とUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の発表がありました。服は、難民・国内避難民の人々にとって、水、食料、医薬品、安心して眠ることのできる場所と並び、命に欠かせないものです。「LifeWear」とはすなわち、「日常を過ごす命の服」。これまでも私たちは、お客様の賛同と協力を得ながら、難民支援の取り組みを実行してきました。「PEACE FOR ALL」は、難民・国内避難民を生じさせる紛争や戦争を止め、「平和」を希求するメッセージを世界中に広めようという新しい試みです。Tシャツには、身に着けることによってメッセージを伝え、共感を得て、それを広げる力があります。自分からはなかなか声を出しにくいと思っているような人でも、PEACE FOR ALLのUTを選んで着てもらうことで、「平和」を求める声に気軽に参加できます。世界でさまざまな困難に直面している人々に思いをはせ、PEACE FOR ALLのUTが広まり、平和を願う「声」が大きくなることを願っています。

 6月17日から販売するTシャツ商品の詳細、およびご協力をいただいている方々のプロフィールやメッセージは、以下の通りです。

■「PEACE FOR ALL」プロジェクト Tシャツについて
発売日:   2022年6月17日(金)
商品名:   PEACE FOR ALL UT
価 格:   1,500円
サイズ展開: XS~4XL(店舗展開はS~XL)
販売店舗:  日本全国のユニクロ店舗およびオンラインストア (グローバルでも販売)
特設サイト: https://www.uniqlo.com/peace-for-all/

■2022年6月17日発売の「PEACE FOR ALL UT」賛同者一覧(五十音順、敬称略)

安藤 忠雄 (アーバニスト、建築家)

1969年に安藤忠雄建築研究所を設立。97年東京大学教授、2003年から名誉教授に。作品に「セビリア万博日本政府館」「光の教会」「大阪府立近つ飛鳥博物館」「淡路夢舞台」「兵庫県立美術館」「フォートワース現代美術館」「プンタ・デラ・ドガーナ」「ブルス・ドゥ・コメルス」など多数。

分断化が進む世界の中で、私たちは今一度、一つの地球の上でともに生きているという事実を見つめ直さないといけない、そう考え、今回のメッセージを掲げました。"The Earth is One"を実現するためには、私たち一人一人が、社会に対し何が出来るかを真剣に考えることが不可欠だと思っています。
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佐藤 可士和 (クリエイティブディレクター)

SAMURAI代表。ブランド戦略のトータルプロデューサーとして数々のリーディングカンパニーと協業。2007年「UT」ブランドの誕生をプロデュース。

「PEACE」をストレートにシンプルに伝えたいという想いでデザインしました。何度も繰り返される「PEACE FOR ALL」は、世界中の多くの人々の声であると共に、平和な世界への、心からの強い願いです。
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イネス・ド・ラ・フレサンジュ (モデル・デザイナー)

17歳からモデルとしてのキャリアをスタート。数々のトップメゾンのミューズとして愛され、今もファッション界におけるスタイルアイコンの代表格として活躍する。2013年、自身のブランドを再設立し、アートディレクターとしてモダンな「フレンチ・シック」を体現し続けている。

現代は、デザイナーやファッション企業が分かち合いの精神を持ち、地球と人類全体のことをしっかりと考えるべき時代です。そしてこのTシャツを身につけるお客様は、キャンペーンに参加し、平和的な方法で自分の思いを表現することを楽しんでくれると思っています。このTシャツ、着てみたくないですか?
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村上 春樹 (小説家)

1949年、京都府生まれ。79年、『風の歌を聴け』で作家デビュー。主な長編小説に『ノルウェイの森』『海辺のカフカ』『1Q84』など。作品の多くは世界中の言語に翻訳され、フランツ・カフカ賞をはじめ海外文学賞の受賞も多い。また、『グレート・ギャツビー』『キャッチャー・イン・ザ・ライ』など、自身が影響を受けた海外文学の翻訳も数多く手がけている。人生で最も繰り返し観た映画のひとつは、原作も大好きな『動く標的』。

何かの役に立てれば(たいして役には立てないだろうけど、それでも)、と思って。人も猫も同じように平和に生きていける世界であるといいと思う。
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山中 伸弥 (医学者)

皮膚細胞からiPS細胞をつくり出すことに成功し、2012年にノーベル生理学・医学賞を受賞。現在は国立大学法人京都大学iPS細胞研究所 教授および公益財団法人京都大学iPS細胞研究財団 理事長に従事し、米国グラッドストーン研究所 上席研究員を務める。

医学者として研究を進めるだけでなく、個人としてお役に立てることがあればと思い、参加させていただきました。科学技術は諸刃の剣とも言えます。科学の進展によって世界が良い方向に向かうかは、それを使う人類に懸かっていると思い、"Humanity must progress."というメッセージを添えました。
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■上記以外で本プロジェクトに、協力くださる方々(五十音順、敬称略)
ジョナサン・アンダーソン、レイ・イナモト、河村康輔、国枝慎吾、アダム・スコット、ハナ・タジマ、錦織圭、平野歩夢、ゴードン・リード、クリストフ・ルメール

 今回のプロジェクトで集まった寄付金は、下記の団体などに寄付します。

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)
 国連の難民支援機関として、紛争や迫害のために避難を余儀なくされた難民や国内避難民、無国籍者などを保護・支援するために、さまざまなパートナーと連携しながら国際的な活動を主導。シェルター、食料、水などの緊急援助物資の提供から、基本的人権の擁護、一人ひとりのより良い未来に向けた解決策の提示などを行っています。世界約135カ国で活動。1954年、1981年にノーベル賞受賞。www.unhcr.org/jp/

セーブ・ザ・チルドレン(Save the Children)
 1919 年に英国にて創設。子どもの権利のパイオニアとして、すべての子どもにとって、生きる・育つ・守られる・参加する「子どもの権利」が実現されている世界を目指し、現在、世界約120カ国で子ども支援活動を展開する国際 NGO です。日本では 1986 年にセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンが設立されました。https://www.savechildren.or.jp/

プラン・インターナショナル(Plan International)
 子どもの権利を推進し、貧困や差別のない社会を実現するために世界70カ国以上で活動する国際NGOです。創立は1937年。長年にわたり、子どもや若者、地域の人々とともに地域開発を進めてきました。すべての子どもたちの権利が守られるよう、とりわけ女の子や女性への支援に力を入れています。https://www.plan-international.jp/