2024年06月11日
プロジェクト開始から2年で寄付総額12億円を達成、販売は400万枚を超える
ユニクロのチャリティTシャツ「PEACE FOR ALL」の新作
2024年6月21日(金)発売
ユニクロのチャリティTシャツ「PEACE FOR ALL」の新作
2024年6月21日(金)発売
ユニクロは、チャリティTシャツプロジェクト「PEACE FOR ALL」の新コレクションを、6月21日(金)に発売します。「PEACE FOR ALL」は、「世界の平和を心から願い、アクションする」という趣旨に賛同したコラボレーターにボランティアでご協力をいただき、その利益の全額を寄付するプロジェクトです。
このたび、新たなコラボレーターとして、アーティスト/デザイナーの吉岡徳仁氏、写真家のソール・ライター氏、 アーティストのハン・メイリン氏の3名が加わり、平和への願いを込めてデザインしたTシャツが登場します。
「PEACE FOR ALL」は、多くの皆様からのご支援により、2022年6月の開始からTシャツの販売枚数が400万枚を超え、その売り上げによる寄付総額が12億円に到達しました。寄付金は世界各地で避難生活を強いられている人々の命を守る緊急人道支援や、紛争などの影響で困難な状況に直面する子どもたちへの支援などに充てられています。
ユニクロは、すべての人が安全に暮らせる未来と世界の平和を願って、この取り組みを世界中の人とともにひろげていきます。
株式会社ファーストリテイリング グループ上席執行役員 柳井康治のコメント
世界を少しでも良い方向へ変えていくために、Tシャツを身に着けることで「平和」を願うメッセージを伝え、世界中に広めようと立ち上げた「PEACE FOR ALL」が、多くの皆様に共感を得て、プロジェクト開始から2年で寄付金12億円を達成することができ大変嬉しく思います。これまで支援していただいたお客様、ご賛同いただいたコラボレーターの皆様、パートナー団体様に改めて感謝申し上げると同時に、今後も支援の輪を広げ、平和を願う「声」が世界中の多くの人々に届くことを願っています。
■「PEACE FOR ALL」新作 商品概要
コラボレーター紹介 (敬称略)
商品名 : PEACE FOR ALL チャリティTシャツ
発売予定日 : 2024年6月21日(金)
価格 : 1,500円
展開サイズ : XS-4XLサイズ (店舗展開はS-XLサイズ)
展開店舗 : 全国のユニクロ店舗およびオンラインストア
特設サイト : https://www.uniqlo.com/jp/ja/contents/sustainability/peace-for-all/
商品サイト : https://www.uniqlo.com/peace-for-all/
■参加コラボレーター41組 (五十音順、敬称略)
■寄付金額と活動報告
ユニクロが2022年6月17日(金)から開始した「PEACE FOR ALL」プロジェクトには、これまでに41組(6月21日発売の新デザインを含む)のコラボレーターが参加し、4,044,163枚のTシャツを販売。その売り上げによる寄付額は1,213,248,900円を達成しました。(2024年4月末時点)
寄付先について
PEACE FOR ALLプロジェクトでは、ファーストリテイリングが、利益の全額(1枚あたり販売金額の20%相当)を、パートナーシップを結んだ3団体に日本窓口を通して均等に寄付します。各団体を通じて、その資金は国際的な平和のための活動に充てられています。
パートナーシップを結ぶ寄付先団体からのメッセージ
国連難民高等弁務官事務所 (UNHCR) www.unhcr.org/jp/
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)駐日代表 駐日代表 伊藤礼樹
「PEACE FOR ALL」にご協力いただいた皆様に、心より感謝申し上げます。
いただいた寄付金は、UNHCRが世界各地で実施している避難を強いられている人や無国籍者の保護、保健医療、安全で清潔な水、生計支援など持続可能な解決策に使わせていただきます。1億1,000万人以上の人々が故郷を追われるなか、アフガニスタン、ウクライナ、ミャンマー、シリア、コンゴ民主共和国、ベネズエラなど、世界各地で起こっている人道危機に対して、UNHCRが迅速に対応していくための大切な資金となります。これからも故郷を追われた人々に心をお寄せいただけますと幸いです。
セーブ・ザ・チルドレン (Save the Children) https://www.savechildren.or.jp/
公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン 専務理事・事務局長 髙井明子
PEACE FOR ALLを通じてご支援いただいている全ての皆さま、Tシャツを購入してくださった皆さま、ありがとうございます。皆さまからのご寄付で、これまでにウクライナ危機をはじめ世界各地で起きている紛争や自然災害などの影響を受ける多くの子どもたちに、食料や生活用品などの物資支援、生計支援、保健、教育、こころのケアなど必要な支援を迅速に届けることができました。
「世界の子どもたちを救うことは、もとから不可能なのではありません。私たちが行動しないことで、不可能にしているだけなのです。」これは、当会の創設者エグランタイン・ジェブの言葉です。これからも皆さまの力で、世界各地の子どもたちへの支援の輪を広げていただけましたら幸いです。
プラン・インターナショナル (Plan International) https://www.plan-international.jp/
公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパン 理事長 池上清子
「PEACE FOR ALL」を通じて頂戴したご寄付は、ベトナム、ハザン省に暮らす少数民族の女の子たちの早すぎる結婚(児童婚)を防ぎ、女の子たちが自らの意志で人生を選択できるよう、教育環境の整備や意識啓発に使わせていただいております。より平和な世界を築くために、そして、子どもたちが自分らしく生きられるように、皆さまとともに、アクションの一端を担うことができ大変光栄に思っております。このような機会を賜りましたことに心より感謝申し上げます。
PEACE FOR ALLの平和に向けた様々なアクション
「世界の平和を願ってアクションする」というPEACE FOR ALL の想いに共鳴した世界中の団体とともに、ユニクロは世界各地で平和に貢献するための活動を展開しています。「Tシャツを買って、着る」というアクションが、世界のどこで、どのように役立てられ、どんな人に力を与えることができたのか。各団体とはじめている主な取り組みをお伝えします。
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)
支出報告 合計約348,600,000円(2022年~2024年)
ウクライナ人道支援 | 紛争によりウクライナの故郷を追われた人々への支援を国内外で実施。ウクライナ国内の約90万人への現金給付、57万人への生活必需品の提供などを含む。 |
ミャンマー人道支援 | サイクロン・モカによりバングラデシュに逃れたロヒンギャ難民に対する緊急支援を実施。また、自立支援として、ユニクロと共同で425人の難民女性に縫製研修を実施。約300万枚の生理用ナプキンの生産により得た手当が生活の支えになっている。 |
南スーダン人道支援 | ユニクロは難民自立支援プログラムの一環として、UNHCRのグローバルブランド「MADE51」の活動に賛同し、ブランド認知向上と難民の自立を支援。故郷から避難を余儀なくされた南スーダンの女性など、難民の職人が故郷で培った技術や才能を生かし、ユニクロとのコラボグッズを制作して販売。 |
セーブ・ザ・チルドレン(Save the Children)
支出報告 合計約100,000,000円(2022年6月~2023年8月)
海外緊急人道支援 ウクライナ危機(国内・周辺国)、トルコ・シリア大地震など |
寄付金の8割以上を緊急人道支援に活用。ウクライナ危機では国内および避難民がいる周辺国において、現金の給付、水・食糧・衛生用品など、約76万人の子どもたちを含む、133万人以上の子どもやその家族を支援。トルコ・シリア大地震では、安全な飲料水やトイレ・シャワーを利用できない人たちに対し、衛生用品などのキットを配布、避難中の人が利用可能なトイレ等を設置。のべ約35万人以上を支援。 |
プラン・インターナショナル(Plan International)
支出報告 合計約33,600,000円(2023年4月~2024年3月)
ベトナムにおける 児童婚防止プロジェクト |
早すぎる結婚(児童婚)の弊害に関する理解を深め、女の子が自らの意思で人生の選択ができるようになることを目的として、学生や教師、親を対象にトレーニングや意識啓蒙活動、学校施設の整備を実施。195名の教師へのトレーナー養成研修を実施、約9,000人の子どもや教師、保護者が啓発イベントに参加。 |