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正しく、選ぼう

ご存知でしたか?マスクの正しい選び方

押さえておきたい、
マスク選びで重要な二つのポイント

新型コロナウイルスの感染対策として、もっとも身近で効果的とされるのがマスクの着用です。(※)
そこで理化学研究所において飛沫感染の研究(※)を行っている先生に、
マスクの正しい選び方についてうかがいました。

理化学研究所による「富岳」での研究は、特定の製品の性能の検証を行っているものではありません。

マスクは感染を完全に防ぐものではありません。

理化学研究所
計算科学研究センター チームリーダー

神戸大学大学院教授

坪倉誠 教授

東京大学 大学院工学系研究科 機械工学専攻 博士過程を修了後、北海道大学准教授などを経て現職。理化学研究所と神戸大学の双方に研究室をもつ。理化学研究所では複雑現象統一的解法研究チームのリーダーとして、飯田明由教授らと共にスーパーコンピュータ「富岳」を活用したウイルス飛沫感染のシミュレーションを行っている。

坪倉誠教授

東京大学 大学院工学系研究科 機械工学専攻 博士過程を修了後、北海道大学准教授などを経て現職。理化学研究所と神戸大学の双方に研究室をもつ。理化学研究所では複雑現象統一的解法研究チームのリーダーとして、飯田明由教授らと共にスーパーコンピュータ「富岳」を活用したウイルス飛沫感染のシミュレーションを行っている。

豊橋技術科学大学大学院 教授

飯田明由 教授

豊橋技術科学大学 大学院工学研究科 エネルギー工学専攻 修士課程を終了後、日立製作所機械研究所,工学院大学准教授などを経て現職。坪倉誠教授と共同研究しているスーパーコンピュータ「富岳」を用いたウイルス飛沫拡散のシミュレーションでは、市販されている様々なマスクのデータ収集を担当。

飯田明由教授

豊橋技術科学大学 大学院工学研究科 エネルギー工学専攻 修士課程を終了後、日立製作所機械研究所,工学院大学准教授などを経て現職。坪倉誠教授と共同研究しているスーパーコンピュータ「富岳」を用いたウイルス飛沫拡散のシミュレーションでは、市販されている様々なマスクのデータ収集を担当。

理化学研究所

日本を代表する自然科学の総合研究所。なかでも神戸にある理化学研究所の計算科学研究センターは、国内の計算科学や計算機科学をリードする研究開発機関。世界最高水準の計算能力を誇るスーパーコンピュータ「富岳」を有する。

理化学研究所

POINT 01

フィルター性能は状況に応じて選ぼう

一般的にフィルター性能がもっとも高いのは不織布マスクといわれていますが、布マスクやウレタンマスクに比べて呼吸をしづらい側面もあります。ですから、無理なくマスク生活を続けるには、人との距離や会話をする時間、部屋の換気といった感染リスクを常に意識しながら、その場にふさわしいマスクを選ぶことが重要です。たとえば、会議などの密になりやすい場では不織布マスクをつけて、屋外など換気のよい場では布マスクに替えてみるも手。特に熱中症のリスクが高まる夏は、吸湿性や接触冷感に優れた素材のマスクを活用するのもよいでしょう。

マスクの効果

理化学研究所、豊橋技術科学大、神戸大のシミュレーションに基づき作成

POINT 02

マスクはフィット感が大事

たとえ高性能なマスクでも、誤ったつけ方をすれば隙間ができて飛沫が漏れてしまいます。マスクは鼻の位置が決まると、頬や顎にも密着しやすいため、鼻にフィットさせるように正しく装着しましょう。具体的には、不織布マスクであればワイヤーをW字型に折ってから顔にあてがい、鼻に密着させるように押し込みます。布マスクやウレタンマスクであれば、ワイヤーがなくても素材そのものが柔らかくて伸縮性に富んでいるため、比較的よく密着します。

赤:マスクで補足、青:マスクを透過、黄:隙間からのもれ

〈タイトフィットの場合〉・〈ルーズフィットの場合〉

提供:理研・豊橋技科大・神戸大,
協力:京工繊大・阪大・大王製紙

「適切なフィルター性能」と
「フィット感」で選んで、
快適なマスク生活を!

布一枚ではありますが、マスクは飛沫の出入り口をブロックするため、感染抑制にとても効果があります。ただし、その効果は100%ではなく、病気などの理由でつけられない方がいるのも事実です。感染症は人から人へうつる病気だからこそ、皆で少しずつ協力することが大切。多くの方がマスクをつけるほど、多くの方がワクチンを打つのと同じように、感染リスクを下げることができるからです。その場に適したフィルター性能のマスクを使い分けながら、無理なく快適にマスク生活を続けましょう。

「適切なフィルター性能」と「フィット感」で選んで、快適なマスク生活を!