世界中に熱狂的なファンがいるドイツの車、フォルクスワーゲン。フォルクスワーゲンに乗って、キャンプでも旅でも、行き先はどこでもいいのだけど、親子でお揃いのTシャツを着ながらのバンライフを楽しもうじゃない。
行き先は未定。 決まっているのは、二人でフォルクスワーゲンのUTを着て出かけるってことだけ。
フォルクスワーゲンの誕生は1945年。ドイツ語で、フォルクス=国民、ワーゲン=車、すなわち「すべての人々のための車」を生産するという目的で設立されたのがフォルクスワーゲンだ。開発はのちにポルシェを創業するフェルディナント・ポルシェ博士が手がけ、1938年に生み出されたのが、「ビートル」の愛称で広く親しまれ、その名を自動車史に深く刻んだ「タイプ1」である。2003年まで65年もの間生産され続けたギネス記録をも持つロングセラーモデルで、総生産台数は2152万9464台。頑丈なドイツ車の鑑のような車で、耐久性が高い上に、今も多くの部品が供給され続けているから、ファンは丁寧に直して長く乗る。
今コレクションでモチーフとなっている車体は、「タイプ1」「タイプ2」「ヴァナゴン」。フォルクスワーゲンのエンブレムを大胆に胸に入れたものなども作った。ずらりと「タイプ1」10台がフロント、バックスタイルと交互に並んだTシャツの左下のマークは、同社本拠地であるヴォルフスブルクの市章だ。
名車「タイプ1」と同様に、フォルクスワーゲンの発展に欠かせないモデルであったのが、1950年に量産化された「タイプ2」だ。同モデルは、通称「ワーゲンバス」と呼ばれ、その後、マイクロバスや救急車、消防車にいたる様々なトランスポーターとして活躍することとなる。1995年のローリングストーン誌の特別 増刊号に掲載されたフォルクスワーゲンの広告には、ヘッドライトから涙がこぼれ落ちる「ワーゲンバス」のスケッチが描かれていた。書かれたコピーは、「Jerry Garcia. 1942-1995.」。そう、この追悼広告は、ヒッピームーブメントを牽引したアメリカの伝説のロックバンド、グレイトフル・デッドのジェリー・ガルシ アが亡くなったことによるもの。彼らを信奉するデッドヘッズたちはおのおのが自前の「ワーゲンバス」に乗ってフェスからフェスへ移動していたのだが、バスの涙は、それに乗るファンのものであったのだ。それにしても、一時代を築いたカルチャーとこんなにも深い絆を結んだ車がほかにあっただろうか?
今回のUTとのコレクションでは、そんな「タイプ1」や「タイプ2」などがモチーフとなったTシャツが登場する。フォルクスワーゲンファンはもちろん、その歴史を知ることで、逆に車にも興味を持ってもらえたら、こんなに嬉しいことはない。親子で着て、フォルクスワーゲンに乗ってキャンプや旅に行くのなんていうのもとても楽しそうじゃない?今コレクションには、キャンパー仕様にウェストファリアで仕立てられた、バンライフといえばの「ヴァナゴン」もしっかりとラインナップされている。
©Volkswagen 2021
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