UT2020magazineでは、UTコレクションでコラボレーションが実現したアーティストたちへ共通の質問を投げかけている。AMBUSH YOONさんが考えるカルチャーとは。
「カルチャーとは、その時代のリフレクション、そして仲間たち」
2008年にアーティストのVERBALさんとAMBUSHを立ち上げ、ジュエリーデザイナーとして活動し始めたYOONさん。ジュエリーのキャンバスとしての服作りも始め、2015年からはコレクションの発表の場をパリへ。2018年にはディオール メンのジュエリーディレクターに就任し、まさに世界を股にかけて活躍中。「音楽活動をしているVERBALのスタイリストをしているときに、彼のキャラクターを形作るために作った特別なアクセサリーがきっかけで、ジュエリー作りが始まりました。受け入れられたのは、それまでのヒップホップ文化にはなかったノリが新鮮に映ったからかもしれません。カルチャーとはその時代を映す鏡のようなもので、そのときだからこそ作れたものだと思います」
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PROFILE
YOON|韓国生まれ、アメリカ育ち。アーティストVERBALさんとともに2008年にAMBUSHをスタート。2017年にはLVMHプライズのファイナリストに選ばれ、2019年春夏シーズンよりディオール メンのジュエリーディレクターに就任。