UT2020 magazineでは、UTコレクションでコラボレーションが実現したアーティストたちへ共通の質問を投げかけている。イラストレーターのティファニー・クーパーさんが考えるカルチャーとは。
「カルチャーとはジェネレーションに属しているもの」
2012年に、それまで勤めていたアパレルの仕事から離れ、旅をし、イラスト入りのブログ「The Best of Possible Worlds」を日々書き始めたことで、作家、イラストレーターへの道が開けたというパリジェンヌのティファニー・ク ーパーさん。「猫を描くのはすごく好きだし、イラストには自分のユーモアを入れるようにしているの。このTシャツも 『ティファニーで朝食を』のパロディで、FRUIT POPのシリアルをそのまま口に入れていたアメリカでの幼少期の思 い出を’80年代テイストのイラストにしてみたの。『アメリカン・ダッド』も観てたし、『ニルヴァーナ』や『ソニック・ユース』も聴いてたわ。私にとってのカルチャーは生活とリンクしていて、その時代時代に属しているものね」
PROFILE
ティファニー・クーパー|1985年、フランス・グルノーブル生まれ。ブログは出版社に見いだされ、本を出版し、ブログ内でちょっとしたイタズラの対象になっていたファッション界の巨匠、カール・ラガーフェルドともコラボレーションするまでに。現在は6冊目の本を執筆中。