セレブレイティング ソフィア・コッポラ
2023.05.19

ソフィア・コッポラの世界を心ゆくまで。

セレブレイティング ソフィア・コッポラ

ガーリー・カルチャーを牽引し続けるソフィア・コッポラが、映画監督としてデビュー25周年を迎える。そんな彼女の作品にフィーチャーしたのが、「セレブレイティング ソフィア・コッポラ UT」。ときに儚く、ときにパワフルな彼女の世界観を、象徴的な映画のシーンとセリフで表現したTシャツには、男女問わずときめいてしまうに違いない。リリースに際し、ソフィアは彼女が注目する若手アーティストのジーニー・スイ・ワンダーズとタッグを組み、ニューヨーカーの日常を瑞々しく切り取ったショートフィルム『I <3 NYC』を共同制作。本作を撮り終えたふたりに、話を聞いてみた。

商品一覧はこちら
セレブレイティング ソフィア・コッポラ

Hello, Sofia

Q. 「セレブレイティング ソフィア・コッポラ UT」の感想を教えてください。

私の人生の一部である映画たちを、このように取り上げてもらえてとっても嬉しいです。映画でコラボした人たちや、彼らと共有したクリエイティブな体験を思い出させてくれる素敵なTシャツになりました。ぜひ、楽しんで着ていただきたいです。

Q. 今回のコレクションでこだわった点はどこですか?

デザインは、いつも私の映画のタイトルやポスターを手掛けてくれるグラフィックデザイナーのピーター・マイルズにお願いしました。だから、映画との繋がりもしっかり感じられるんじゃないかと自負しています。グラフィックに使った文字は、すべてそれぞれの映画の中に登場するセリフで、作品の雰囲気を伝えつつ、物語の文脈から切り離しても成り立つ言葉を選びました。あと、ユニセックスで着られる、体のラインがあまり出ないボクシーなシルエットを目指しました。

Q. このUTをどのように着てもらいたいですか?

私自身、お気に入りのアーティストやミュージシャンのTシャツをよく着るので、私の作品のファンがこのUTに何らかの意味を見いだしてくれたら嬉しいです。Tシャツを通じて、自分と同じものを好きな人たちとつながることができるって最高ですよね!

Q. 今回のUTで取り上げた5作品のヒロインの中で、あなた自身にもっとも近いのは誰だと思いますか?

私は彼女たち全員と心が繋がっているように感じています。彼女たちはみんな、私の一部を共有していると言ってもいいかもしれません。中でも、『ロスト・イン・トランスレーション』のシャーロットは、あの頃の私にとても近い存在ですね。

Q. 映画におけるファッションの役割を、どのようにお考えですか?

衣装はキャラクターを作り出すのに役立ちます。ファッションは着ている人を変身させ、ここではないどこかに連れていってくれるところがすごいですよね。

Q. あなたにとっての名作映画をひとつあげるとしたらどの作品を選びますか?

たくさんありすぎて、ひとつを選ぶなんて難しすぎます。幼い頃から映画を観るのが大好きで、舞台となる場所に想いを馳せたり、登場する大人の女性をどうお手本にしようか考えたりするのが好きでした。日本映画だと、黒澤監督の『七人の侍』が大好きですね。

Q. 今後の予定を教えてください。

今は、最近撮り終えたばかりのプリシラ・プレスリーについての映画の編集に集中しています。どの作品も自分にとってはチャレンジだと思って向き合ってきましたが、今回もそうなりましたね。

セレブレイティング ソフィア・コッポラ
セレブレイティング ソフィア・コッポラ

Hello, Jeannie

Q. ソフィアとはどのように出会ったのですか?

子供の頃に叔母(アナ・スイ)のファッションショーで出会ったのが最初です。だけど、親しくなったのは、彼女のアシスタントとして携わった『The Beguiled』の撮影現場。あまりできるほうではありませんでしたが、多くのことを学ばせてもらいました。彼女は冷静かつ穏やかで、その人柄が作品の雰囲気を作っていると思います。彼女は常に私のインスピレーションの源。そんな彼女と一緒に仕事をすることは、とてもワクワクする経験でしたね。

Q. クリエイターとしてのソフィアの特徴を、ひとつの単語で表現するとどうなりますか?

ひと言では言い表せませんが、強いて言うなら「内面性」でしょうか。彼女の映画の登場人物の経験や感情に、私は心から共感できるので。また、彼女は女性だけが人生で体験する局面をとらえることに長けていると思いますね。

Q. 『I <3 NYC』はどんなアイデアから出発したのですか?

ソフィアの映画は、舞台となるロケーションに大きくインスパイアされていますが、この作品もそう。私たち2人が住むニューヨークシティがインスピレーションになりました。私としては、ソフィアの作品にダイレクトに言及するのではなく、そのスタイルにオマージュするようなつもりで向き合いました。『I <3 NY』というタイトルは昔ながらのスローガン(I♡NY)をもじったものですが、顔文字のメッセージへのノスタルジアもちょっと入っています。

Q. 多様な人種にフォーカスを当てているのが印象的な作品ですが、出演者はどのように方たちなのでしょうか?

主役を演じたロセルとルイスは、ソフィアと私の知り合いのカップルです。2人とは仲良しなので、彼らと一緒に仕事ができたのは最高でした。バレエダンサーは、ニューヨーク・シティ・バレエ団に所属していて、ソフィアもよく一緒に仕事をする人たちですね。メイクアップアーティストのロミーはファッション関係の仕事をしていて、ケイはスケーター、トレインはニューヨークを拠点に活躍するモデル、ヘレナ・ハワードはソフィアのワインブランドのために私が撮影したビデオに出演していた女優です。非常に自然なキャスティングで、みんな自分自身を演じているみたいでしたね。

Q. うさぎと犬が登場していましたね。

どちらの動物も、ソフィアの作品の特徴である、ある種の華やかさと繊細な遊び心を添えていると思います。

Q. 撮影中、もっとも苦労したシーンはどれですか?

ニューヨーク・シティ・バレエを撮影したシーンです。バレエの世界のことをよく知らなかったので、ダンサーやカンパニーからありとあらゆるルールや作法について学ぶのは面白かったです。ウォームアップのときは何を着るか、リハーサルではどう動くのかなど、すべてが明確に決まっていることには驚きましたね。

Q. 今回のコレクションで一番お気に入りの1枚を選ぶとしたらどれですか?

『ロスト・イン・トランスレーション』のTシャツはとても象徴的なデザインだし、『マリー・アントワネット』は大好きな映画だし……どれも甲乙つけがたいですね。

セレブレイティング ソフィア・コッポラ
セレブレイティング ソフィア・コッポラ UT グラフィックTシャツ(半袖・リラックスフィット)

WOMEN

セレブレイティング ソフィア・コッポラ UT グラフィックTシャツ(半袖・リラックスフィット)

詳しくはこちら

美しい姉妹がダンスパーティーのお迎えに来る男子を待つシーンを採用した1枚。

THE VIRGIN SUICIDES
1970年代のミシガン州。リスボン家の5姉妹は少年たちの憧れの的だったが、末っ子のセシリアが自殺未遂を起こしてしまう。姉妹はホームパーティを開いて悲しみを癒そうとするが……。

セレブレイティング ソフィア・コッポラ
セレブレイティング ソフィア・コッポラ UT グラフィックTシャツ(半袖・リラックスフィット)

WOMEN

セレブレイティング ソフィア・コッポラ UT グラフィックTシャツ(半袖・リラックスフィット)

詳しくはこちら

主人公のボブが、ヒロインのシャーロットに告げる別れの言葉をフロントにプリント。

LOST IN TRANSLATION
CM撮影で来日した初老のハリウッド俳優ボブは、カメラマンの夫に同行して東京を訪れたシャーロットと出会い、夜の街をさまよう。ソフィア自身の体験に基づく半自伝的作品。

セレブレイティング ソフィア・コッポラ
セレブレイティング ソフィア・コッポラ UT グラフィックTシャツ(半袖・リラックスフィット)

WOMEN

セレブレイティング ソフィア・コッポラ UT グラフィックTシャツ(半袖・リラックスフィット)

詳しくはこちら

大胆不敵なマリーを、大好きな洋菓子に囲まれる本人の姿と象徴的なセリフで表現。

MARIE ANTOINETTE
フランス国王ルイ16世の王妃マリー・アントワネットの人生を、マカロンのようにカラフルかつポップに活写。実際のヴェルサイユ宮殿で撮影したことでも話題に。

セレブレイティング ソフィア・コッポラ
セレブレイティング ソフィア・コッポラ UT グラフィックTシャツ(半袖・リラックスフィット)

WOMEN

セレブレイティング ソフィア・コッポラ UT グラフィックTシャツ(半袖・リラックスフィット)

詳しくはこちら

メインヴィジュアルの上に描かれるのは、主人公ジョニーが記者会見で放ったセリフだ。

SOMEWHERE
ホテル暮らしの映画スターのジョニーは、離婚した妻のもとで暮らす娘クレオを数日預かることに。クレオと過ごす中で、ジョニーは自分の空虚な人生を見つめ直すのだった。

セレブレイティング ソフィア・コッポラ
セレブレイティング ソフィア・コッポラ UT グラフィックTシャツ(半袖・リラックスフィット)

WOMEN

セレブレイティング ソフィア・コッポラ UT グラフィックTシャツ(半袖・リラックスフィット)

詳しくはこちら

強盗集団のリーダー格レベッカが放つ強烈な言葉を、タイトルと同じフォントでデザイン。

THE BLING RING
アメリカで実際に起こった事件に着想を得た1作。ハリウッドセレブの豪邸に侵入し、ブランド品を強奪する10代の男女を描く、スリリングなクライムドラマ。

セレブレイティング ソフィア・コッポラ

PROFILE

ソフィア・コッポラ|1971年生まれ。ニューヨーク出身。1999年に初の長編映画『ヴァージン・スーサイズ』を発表。現在までに7本の長編映画を制作している。2017年、『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』で第70回カンヌ国際映画祭の監督賞を受賞した。

セレブレイティング ソフィア・コッポラ

PROFILE

ジーニー・スイ・ワンダーズ|ミシガン州出身。ハーバード大学で映画制作を学んだ後、作家・監督としての活動を開始。短編映画を手掛ける傍ら、数々のコマーシャルフィルムを制作。現在はニューヨークを拠点に初の長編映画を制作中。
www.jeanniesuiwonders.com

商品により、取り扱い店舗や展開国が限定されることや完売することがございます。

©Focus Features LLC. All Rights Reserved
™ & ©2022 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved.
©2013 Somewhere Else, LLC. All Rights Reserved.
©2022 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

UT magazine 2023 ISSUE 9 をユニクロ店舗で無料配布中!

UT magazine

注目コラボレーターへのインタビューや新商品の情報が満載。ぜひ店舗でお手に取ってご覧ください。