UTGP2020 + MoMA
2021.02.25

世界中のアーティストによる多彩なアート作品が集結したUTGP2020 + MoMAコレクション、登場。

UTGP2020 + MoMA

全世界からTシャツのデザインを公募するUTGP。今回はMoMA協力のもと、「DRAW YOUR WORLD」というテーマに10,000点以上の作品の応募が集結!激戦を勝ち抜いた9名のファイナリストのUTが2/26(金)から全世界で販売となる。

UTGP2020 + MoMA

次世代アーティストの作品が「DRAW YOUR WORLD」をテーマに世界中から集結。

UTGP(UTグランプリ)は、Tシャツを一つのキャンバスととらえ、誰もが自由な発想で表現できるコンペティションとして2005年にスタートしたユニクロ独自のTシャツデザインコンペ。15年目となる2020年は、ニューヨーク近代美術館(MoMA)の協力により世界的に著名なアーティストであるローレンス・ウェイナー、ポーラ・シェア、サラ・モリスの3名を審査員に迎え実施。今回は世界のアーティストたちがTシャツをキャンバスにそれぞれの世界を自由に描いた、UTGPの原点とも言えるコレクション。

Isabel Santos

作品名:A Fortune in Jewels Kept in Your Safe
アーティスト名:Isabel Santos

「やりたかったことは脱構築と断片化です。無秩序だけど、同じくらい親近感がある。こういう感覚が好きなんです」と語るのは見事グランプリを獲得した、アーティストのイサベルさん。また受賞コメントも寄せてくれています。「アーティストに世界規模で作品を共有する機会を与えてくれたことに感謝します。私のデザインが選ばれて、とても嬉しく光栄です。実現させてくれたすべての人、特に家族、息子のノアとベニーに感謝します」イサベルさんのアーティスト詳細はこちらをチェック。

Amandine Leforestier

作品名:FELINE FLOWERS
アーティスト名:Amandine Leforestier

「様々な形やカラーと戯れながら、余分な要素をそぎ落とし、穏やかな感覚だけを残したデジタルアートです。追求したいのはミニマルな視覚作品で、このデザインも繊細でエレガントな表現を目指しました」アマンディさんのアーティスト詳細はこちらをチェック。

Melissa Holstein

作品名:Contact-Wire
アーティスト名:Melissa Holstein

「コンタクトワイヤーのデザインは都会的な物質と生命のインターフェースを表しています。アナログのモノクロ写真がベースになっていて、“わびさび”のコンセプトから美的インスピレーションを得ています」メリッサさんのアーティスト詳細はこちらをチェック。

テーマである「DRAW YOUR WORLD」を体現した入選作品の数々をご紹介。

Irina Stepanova

作品名:Magenta Elephant
アーティスト名:Irina Stepanova

「自分の身体と感覚に身を任せて、キャンバスに向き合い出来上がった作品です。マゼンダ(紅紫色)は大好きな色であり、この色は生き生きした感覚を与えてくれます。その思いがこの象をかたちにしました」

Hiroshi Masuda

作品名:Same Time, Same Place
アーティスト名:Hiroshi Masuda/ 増田裕士

「人と人が、同じ時間、同じ場所にいるという偶然から生まれた、奇跡のような日常風景です。階段に座ってアートについて語り合うように、このTシャツを囲んで”この人はこんなことを言ってるんじゃないかなあ”などと、人と人の会話が生まれるとうれしいです」

Harold Roland Luy

作品名:Audio Astronaut
アーティスト名:Harold Luy

「このグラフィックに登場するキャラの血管には音楽が流れています。音楽なしでは生きていけない、音楽さえあれば他に何も要らない。
そんな個性的な人々へのオマージュです」

Altynay Abisheva
Shin Itagaki

作品名:Buildings
アーティスト名:Shin Itagaki/ 板垣晋

「建物は人が並べた静物であるというテーマです」

James Vincent

作品名:Sprout
アーティスト名:James Vincent

「生命なき石からあふれ出る生命の輝きを表現した作品です」

MoMAとの取り組みについて #ArtForAll

ユニクロは、ニューヨーク近代美術館(MoMA)とのパートナーシップによって、入館料を無料にするプログラム「ユニクロ・フリー・フライデー・ナイト」を開始するなど、隣接したニューヨークコミュニティの一員として従来からアートをより身近に感じ、楽しめる機会を提供し続けてきました。2013年以来、この取り組みによって約300万人の来館があり、来館者はMoMAの常設作品や特別展など、様々なアートに触れる機会を与えられたことになります。またMoMAとのパートナーシップにより、「服とアートが出会う場所」をコンセプトに斬新なコラボレーション商品を販売。その全てはMoMAに常設される作品をインスピレーションにしています。本プロジェクトは、ニューヨークから全世界へ。「服とアート」を通して世界を変えていきます。

© 2020 LAWRENCE WEINER / Artists Rights Society (ARS), New York
© Paula Scher © Sarah Morris
Project: 2020 by The Museum of Modern Art