3Dブロックを駆使して、あらゆるものを作ることができる「マインクラフト」は、月間アクティブユーザー数が1億3100万人をゆうに超えるモンスタータイトルである。ストックホルムにある開発元の「Mojang Studios」を訪ね、世界中で愛されるゲームのこと、Tシャツのアートワークに込めた思いを聞いた。
「マインクラフト」での体験をデザインする。
「なんでもできるんだ。ゴールはないけれど、目標は自分で決めればいい。自分自身を表現できるゲームだよ」。ディレクターのパトリック・リュウさんがそう話すように、「マインクラフト」は底抜けに自由度が高いゲームだ。3Dブロックの仮想空間には、クリアしないといけないミッションはない。理想の城を建てるもよし、NYのタイムズスクエアを再現するもよし。世界の果てを目指して旅に出たっていい。そんな斬新なゲーム設計が話題を呼び、2011年のリリースから現在までに累計約2億本を販売(2020年5月時点)。PlayStation 4やNintendo Switchといった複数のゲーム機で遊べるクロスプラットフォームという仕様も手伝って、歴代ゲーム販売本数1位を独走している。
オフィスは元ビール醸造場だった建物に入る。左からシェリンさん、パトリックさん、フィリップさん。以前は金曜の夜に早く仕事を切り上げ、ビール片手に「マインクラフト」をしていたそう。
UTとのコラボレーションでは、3Dブロックで作られた風景や敵モブをあしらったアートワークをプリント。2020年5月に発売されたスピンオフ作品「マインクラフトダンジョンズ」もフィーチャーした。グッズ監修を担当するプロダクトデザイナーのシェリン・クワンさんは、「『マインクラフト』は幾通りもの方法でプレイでき、自分で世界をクリエイトして様々な冒険ができる。そのゲームの魅力を届けるために、Tシャツに“BUILD. EXPLORE. CREATE”という言葉をあしらい、作品の世界観を表現しました」と言う。同じ部署のフィリップ・トーマスさんも完成したTシャツを手に微笑む。「スウェーデンではゲームグッズが手に入りづらいんです。だからこのコレクションを子供たちに届けることができてとても嬉しい。たくさんの人に着てほしいです」。誰でも思いのままに自由に楽しめるのは、ゲームもTシャツも同じなのだ。
ランダムに生成される“ワールド”には様々な地形がある。プレイヤーは生えている木を切り岩を砕き、羊から羊毛を採取して道具や衣類、住居を作っていく。サバイバルモードではHPや体力などの設定があり、クリーパーやスケルトンといった敵モブも登場する。
PROFILE
「マインクラフト」は2009年にスウェーデンで開発されたオープンワールドゲーム。PCゲームとしてリリースされ、2014年には開発元の「Mojang Studios」がマイクロソフトの子会社に。2020年にはアクションアドベンチャーゲーム「マインクラフトダンジョンズ」が発売になった。2016年にリリースされた無償の「マイクラフト エデュケーションエディション」は、プログラミング学習や情報教育などの機能を持ち、ゲームではあれども学校などの教育施設で使われている。
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