陶磁器の町「波佐見」とUTの邂逅。

最近UTがお皿を作りはじめた？と疑問に思った方がいるかもしれません。でもそこにはちゃんと理由と想いがあります。UTが今回ご紹介するコレクションから焼き物を作る場所に選んだのは、徳川家康が江戸幕府を開くよりも前に陶器の生産がはじまり、長崎県で唯一の海に面していない町、波佐見（はさみ）。

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波佐見って。

長崎県のほぼ真ん中に位置し、周りを山々に囲まれている波佐見町。そこで生産される伝統的工芸品の陶磁器「波佐見焼」は"HASAMI"としても世界中で親しまれており、その完成度はあのリンゴのマークで有名な世界的テクノロジー企業も注目するほど。

多くの窯元が残る波佐見町の陶郷・中尾山

生産中の波佐見焼

波佐見町での窯業は400年以上前に始まり、江戸時代には「くらわんか碗」と呼ばれる日用食器として広く流通しました。それまでの日本で芸術品として一部の人々に親しまれていた陶磁器の器を、あらゆる人の暮らしのための食器へと変化させたものこそが波佐見焼とも言われています。江戸時代にもそうであったように、あらゆる人の生活や食文化を支える焼き物。それらは、使っている私たちにすら「波佐見焼」であることを意識させないほどに暮らしに溶け込んでいます。

ユニクロが大事にしている理念として、"LifeWear: Made For All"というものがあります。「LifeWear」とは、高品質で、長く使えて、誰もが気軽に手に取れる服であり、あらゆる人のあらゆる生活のために作られた（=Made for All）もの。この世界は特定の誰かのためのものではなく、あらゆる人のためのもの、という考え方です。

この"LifeWear: Made For All"という考え方を大事にするユニクロと、400年以上の歴史のなかで伝統美を培い、あらゆる人の生活を支え続ける波佐見焼。根底に存在するその共通項からプロジェクトがスタートし、UTならではのひとつのカタチとして商品になりました。

アート界の伝説が波佐見に三役揃い踏み。

陶磁器作りの基本的な流れとしては、①生地作り、②乾燥、③素焼き、④絵付け、⑤釉掛け、⑥本焼きという行程があります。そしてもちろん、それはユニクロがつくる波佐見焼でも同じ。ひとつひとつの作業が人の手や機械の力を借りて丁寧に進められていきます。ひとつの商品が全行程を終えるまでに、約1ヶ月ほどかかることも。

そして今回、UTが波佐見の町でつくったのは、コンパクトなサイズ感が特徴の豆皿とそばちょこ。そこに、20世紀を代表するポップアート界の巨匠3名、アンディ・ウォーホル、キース・ヘリング、ジャン＝ミシェル・バスキアの象徴的な作品を落とし込み、UTならでは実現したアート色の強いポップなデザインに仕上がりました。好きな柄を選んで食卓に並べるもよし、玄関やお部屋で小物入れとして使うもよし。苔玉を豆皿の上で育ててみてもいいかもしれません。

アンディ・ウォーホル / ジャン＝ミシェル・バスキア / キース・ヘリングマメザラ - 全6柄 - 各590円

アンディ・ウォーホル / ジャン＝ミシェル・バスキア / キース・ヘリングマメザラ（12cm）

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アンディ・ウォーホル / ジャン＝ミシェル・バスキア / キース・ヘリングマメザラ（12cm）

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アンディ・ウォーホル / ジャン＝ミシェル・バスキア / キース・ヘリングマメザラ（12cm）

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アンディ・ウォーホル / ジャン＝ミシェル・バスキア / キース・ヘリングマメザラ（12cm）

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アンディ・ウォーホル / ジャン＝ミシェル・バスキア / キース・ヘリングマメザラ（12cm）

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アンディ・ウォーホル / ジャン＝ミシェル・バスキア / キース・ヘリングマメザラ（12cm）

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Tシャツだけでなく、キャップやスニーカー、折りたたみ傘、バッグ、ハンカチ、そして波佐見焼の豆皿とそばちょこまでもがラインナップするUTコレクション「アンディ・ウォーホル / ジャン＝ミシェル・バスキア / キース・ヘリング」は、6月28日（金）より全国のユニクロおよびオンラインストアにて販売開始。ユニクロ原宿店では、6/11（金）よりグッズも含めた全商品が先行販売中。