アジアを中心とした縫製産業では、働く人々の約8割が女性ですが、女性が指導的立場に就くケースは少なく、やりがいを持ってキャリアを形成していくことが難しい現状です。
UN Womenとのグローバルパートナーシップ締結は、アジアのアパレル企業として初となります。
初年度は、バングラデシュ、中国、ベトナムの3カ国の縫製工場を対象に、地域ごとに固有の課題を特定するアセスメントを実施。その結果に基づいて、次年度から約200工場で管理職候補として推薦された女性を対象に、支援プログラムを提供する計画です。
UN Womenとは
UN Womenとは
UN Women(国連女性機関)は、ジェンダー平等と女性のエンパワーメントのための機関です。2010年7月の国連総会決議により、女性と女児のためのグローバルな支援者として、
UN Womenは、世界全域で女性と女児のニーズに応じた変化をさらに加速させるために創設されました。
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ダイバーシティとワーカーエンパワーメント推進の取り組み
2019 | UN Womenとグローバルパートナーシップを締結 アジアの取引先縫製工場で働く女性を対象に、キャリア形成を支援する独自のプログラムを開発 ユニクロ日本で女性初の最高経営責任者(CEO)就任 人事部にあった女性活躍推進室を社長直轄とし、ダイバーシティ推進チームに改名 |
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2018 | 全管理職に占める女性の割合は、2020年度の目標値30%を上回る36%を達成 ファーストリテイリング日本本部従業員を対象に、2018年4月に企業内保育所を開設 従業員のより柔軟な働き方を支援するために、日本でフレックス勤務制度とベビーシッター補助制度を導入 |
2017 | 出産・育児、介護といったライフイベントと仕事を両立するために、ファーストリテイリング日本本部従業員を対象に在宅勤務制度を導入 |
2016 | バングラデシュとインドネシアの取引先縫製工場で働く人々を支援するプロジェクト「Factory Worker Empowerment Project」を展開 |
2015 | 人事部内に女性活躍推進室を設置 |
2013 | アジア女子大学 奨学金プログラムを開始 |
株式会社ファーストリテイリング
株式会社ユニクロ
取引先縫製工場で働く
女性を対象とした取り組み