2010.06 発刊 (服のチカラ 4号より)

瀬戸内オリーブ基金とユニクロ

募金活動と、ボランティアの先にあるもの

募金活動と、ボランティアの先にあるもの 瀬戸内オリーブ基金とは...

 ユニクロのレジの周りに並ぶ、ポスター、パンフレット、そしてみどり色の小さな募金箱。ユニクロでは、NPO法人「瀬戸内オリーブ基金」の活動趣旨に賛同し、2001年より支援活動をスタート。店頭に募金箱を設置し、みなさまから寄せられたご好意を、瀬戸内海沿岸地域の緑化につなげています。募金の総額は?緑化はどれくらい進んでいるの?お客さまに活動の結果をご報告するのはもちろん、一緒に伝えたいのは、活動の背景にある想い。今号では、「瀬戸内オリーブ基金」支援活動の過程・結果・想いをお伝えします。ユニクロでは、支援活動の一環として、瀬戸内海の「豊島*」で、従業員によるボランティア活動を行っています。島で目の当たりにした過疎化や高齢化などの社会問題。そして、活動の積み重ねによって気づかされたのは、「環境活動=緑化だけでいいのか?」ということ。服を企画・製造・販売する企業として、果たすべき責任(企業の社会的責任=CSR)とは何か?環境や社会のために、できることから、まずは一歩踏み出してみる。そして、一緒に考える仲間を、少しずつ増やしていきたいと、私たちは考えています。
※豊島=てしま