温室効果ガス
排出量削減
気候変動と生物多様性への影響を軽減するため、気候変動枠組条約に基づいて策定された、長期目標(パリ協定)における、2050年までの温室効果ガス排出量削減目標を尊重。商品の生産から廃棄までを含む事業活動全般で、目標達成に向けた温室効果ガス排出量の把握と削減に取り組んでいます。
主な取り組みと進捗
自社領域(店舗と主要オフィス)
温室効果ガス排出量削減
目標
2030年度(2019年度比)
90%削減
進捗
2022年8月期
45.7%
温室効果ガス排出量削減
目標
2030年度(2019年度比)
90%削減
進捗
2022年8月期
45.7%
エネルギー使用の効率化によって温室効果ガスの排出量を削減
店舗の省エネルギーを推進し、電力使用量を削減することによって、温室効果ガス排出量の削減に取り組んでいます。国内のユニクロ店舗では、2020年度末までに、温室効果ガスの排出量を2013年度実績比で、単位面積あたり10%削減することを目指しました。LED導入などの取り組みを進めた結果、2020年度末時点で、約38.7%の削減を達成しました。2021年8月の時点では、ユニクロ全810店舗のうち782店(96.5%)に、ジーユー全408店舗のうち397店(97.3%)にLEDを導入。海外のユニクロ店舗でも、LEDの導入を進めています。現在、2030年度の温室効果ガス排出量削減目標の達成に向けて、時間外の利用制御や、設定した温度に自動的に調節される空調オペレーションコントロールシステムを導入し、さらなるエネルギー使用の効率化に努めています。2023年4月には、「ユニクロ 前橋南インター店」をオープン。従来の店舗※とくらべ消費電力を約40%削減すると同時に、太陽光パネルでの発電によって、同消費電力の約15%をまかなうことができると試算されています。
※同じ群馬県内にある「ユニクロ 富岡店」(2018年10月オープン)が「ユニクロ 前橋南インター店」と同面積と想定した場合の比較
再生可能エネルギーの利用
目標
2030年度
100%
進捗
2022年8月期
42.4%
欧州(一部の国を除く)、北米、ベトナムのユニクロで実質再生可能エネルギー100%達成
店舗での省エネルギーに取り組むとともに、
再生可能エネルギーへの切り替えを加速
東南アジアの一部の国・地域でも、再生可能エネルギーへの切り替えを加速化させていくなど、再生可能エネルギー100%の目標達成に向けて、着実に取り組みを進めています。
再生可能エネルギーの利用
目標
2030年度
100%
進捗
2022年8月期
42.4%
欧州(一部の国を除く)、
北米、ベトナムのユニクロで
実質再生可能エネルギー100%達成
店舗での省エネルギーに取り組むとともに、
再生可能エネルギーへの切り替えを加速
東南アジアの一部の国・地域でも、再生可能エネルギーへの切り替えを加速化させていくなど、再生可能エネルギー100%の目標達成に向けて、着実に取り組みを進めています。
サプライチェーン領域
温室効果ガス排出量削減
目標
2030年度(2019年度比)
20%削減
進捗
2022年8月期
31%
温室効果ガス排出量削減
目標
2030年度(2019年度比)
20%削減
進捗
2022年8月期
31%
取引先工場との強いパートナーシップによる
温室効果ガス排出量削減計画の推進
ファーストリテイリングは長年にわたり、取引先の工場が直面する課題を一緒に考え、解決することで、ともに成長することを追求してきました。その強いパートナーシップで、サプライチェーンにおける温室効果ガスの排出量を着実に削減。生産量の約9割を占める工場とともに、省エネルギ―、脱石炭、再生可能エネルギーの導入などを織り込んだ、温室効果ガス排出量削減計画を策定し、取引先工場との定期的な対話を通じて推進しています。
商品領域
全使用素材に対する
リサイクル素材などの使用割合
目標
2030年度
約50%
進捗
2022年度
8.5%
リサイクルポリエステル使用量30%達成
原材料生産に関わる温室効果ガス排出量削減を可能にする研究開発
原材料の生産における温室効果ガスの排出量を削減するため、2030年度までに、全使用素材の約50%をリサイクル素材など、温室効果ガスの排出量が少ない素材に変えることを目標としています。
2022年企画商品全体では全ポリエステル素材に対するリサイクルポリエステル使用量約16%採用。化学繊維はリサイクル技術が比較的発達しているため、リサイクル素材への切り替えが進めやすく、現在では特にポリエステルにおいて取り組みが進んでいます。コットン・ウールなどの天然素材については、研究開発を取引先パートナーと進めており、既存商品と同等の品質、着心地のよさを実現できる素材の開発に取り組んでいます。
全使用素材に対する
リサイクル素材などの使用割合
目標
2030年度
約50%
進捗
2022年度
8.5%
リサイクルポリエステル使用量30%達成
原材料生産に関わる温室効果ガス排出量削減を可能にする研究開発
原材料の生産における温室効果ガスの排出量を削減するため、2030年度までに、全使用素材の約50%をリサイクル素材など、温室効果ガスの排出量が少ない素材に変えることを目標としています。
2022年企画商品全体では全ポリエステル素材に対するリサイクルポリエステル使用量約16%採用。化学繊維はリサイクル技術が比較的発達しているため、リサイクル素材への切り替えが進めやすく、現在では特にポリエステルにおいて取り組みが進んでいます。コットン・ウールなどの天然素材については、研究開発を取引先パートナーと進めており、既存商品と同等の品質、着心地のよさを実現できる素材の開発に取り組んでいます。
有明プロジェクトの推進
有明プロジェクトの推進
デジタル技術の活用と
サステナビリティとの一体化による環境負荷の低減
世界中の店舗やEコマースを通じて集まるお客様のご要望など、膨大な情報を分析することで、お客様のニーズを起点にした商品づくりを行っています。これまでも、エアリズム、ウルトラライトダウン、ヒートテックなど、機能性のある服を開発し、提供してきました。
さらに、仕上げ加工時の水使用量削減技術を採用したブルーサイクルジーンズや、ペットボトルからつくられたリサイクルポリエステルを使用したフリースとポロシャツ、回収したダウン商品を再利用したリサイクルダウンジャケットなど、新しい技術やリサイクル原材料を採用した商品の開発にも力を入れています。
有明プロジェクトを推進し、より高いレベルで実行することで、「無駄なものをつくらない、運ばない、売らない」を実現し、お客様の満足の向上と、環境負荷の低減につなげていきたいと考えています。
RE.UNIQLOの推進
RE.UNIQLOの推進
資源を有効に使い、環境への負荷低減を目指します
ユニクロでは、お客様のもとで不要になった服を回収し、服に新しい価値を与えて次へと活かす、お客様参加型の取り組み「RE.UNIQLO」をスタート。2006年から行ってきた「全商品リサイクル活動」における、難民・国内避難民への衣料支援(REUSE)に加えて、回収した服を新しい服や資材としてよみがえらせるリサイクル(RECYCLE)を進めています。商品のライフサイクルを通じて、余分な廃棄物、温室効果ガス排出量、資源使用量の削減(REDUCE)につなげていきます。さらに、ユニクロの「RE.UNIQLO STUDIO」では、愛着ある服を大切に着続けていただくため、リペア(REPAIRE)やリメイク(REMAKE)などのカスタマイズサービスを提供しています。
資源を有効に使い、環境への負荷低減を目指します
ユニクロでは、お客様のもとで不要になった服を回収し、服に新しい価値を与えて次へと活かす、お客様参加型の取り組み「RE.UNIQLO」をスタート。2006年から行ってきた「全商品リサイクル活動」における、難民・国内避難民への衣料支援(REUSE)に加えて、回収した服を新しい服や資材としてよみがえらせるリサイクル(RECYCLE)を進めています。商品のライフサイクルを通じて、余分な廃棄物、温室効果ガス排出量、資源使用量の削減(REDUCE)につなげていきます。さらに、ユニクロの「RE.UNIQLO STUDIO」では、愛着ある服を大切に着続けていただくため、リペア(REPAIRE)やリメイク(REMAKE)などのカスタマイズサービスを提供しています。
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