サプライチェーンの
透明性向上と
トレーサビリティの確立

サプライチェーンの透明性向上とトレーサビリティの確立
サプライチェーンの透明性向上とトレーサビリティの確立

サプライチェーンで働くすべての人の基本的人権を尊重し、心身の健康や安心・安全を確保することは、最も重要な責務です。いかなる人権侵害(特に、児童労働や強制労働、ハラスメント、差別や暴力など)も容認しないという方針のもと、生産パートナーと協力し、遵守していく仕組みを構築しています。

主な取り組みと進捗

お客様に安心をお届けする情報開示

お客様に安心をお届けする情報開示

お客様に安心をお届けする情報開示

トレーサビリティ確立の取り組みと並行して、
透明性の向上を目指します

お客様に安心して商品を手に取っていただき、長くご愛用いただくために、それぞれの商品がどこで、どのようなプロセスを経て作られたのかという情報をお届けしていきます。2023年8月より、一部の国のユニクロ、ジーユーのオンラインストア内にて、各商品ページに「地球・社会への影響」という項目を作りました。現在は、各商品の縫製国の情報を掲載していますが、今後、対象国・地域を順次広げていきます。また、お客様が本当に必要とされる情報はなにかを見極めながら、掲載する情報を充実させていく計画です。

お客様に安心をお届けする情報開示

労働環境モニタリングと評価

労働環境モニタリングと評価

労働環境の改善をめざして、
より実行性のあるモニタリングを実施

ファーストリテイリングでは「生産パートナーコードオブコンダクト」の遵守を要求し、それに基づく労働環境モニタリングを2004年から実施。品質や生産進捗管理を担う生産部の従業員が上海、ホーチミン、ダッカ、ジャカルタ、バンガロールの生産事務所に常駐し、毎週、取引先工場を訪問。直接工場の現場を把握し、正しい生産プロセスへの改善指導などを行い、取引先と一体で、責任ある調達を実現しています。また、全縫製工場、主要素材工場や一部加工工程を委託している工場のリストをウェブサイトで公開しています。

労働環境モニタリングと評価

バングラデシュ
女性エンパワーメントプログラムの推進

バングラデシュ女性エンパワーメントプログラムの推進

バングラデシュ女性エンパワーメント
プログラムの推進

管理職になる意欲をもつ女性たちのキャリアアップをサポート

2023年3月、アパレル産業における女性の地位向上を支援する継続的な取り組みの一環として、バングラデシュにおける「女性エンパワーメントプログラム」の目標を設定しました。具体的には「1,500人の女性従業員が管理職になるためのトレーニングを受講」、「対象工場における女性管理職比率が平均30%以上に上昇」、「託児所や託児サービス・身体的、精神的健康を増進するためのサポート・安全な通勤手段のサービスやサポートを、すべての女性従業員が受けやすい環境の整備」、を目標としています。バングラデシュの主要取引先縫製工場8工場とともに、これらの目標を2025年末までに達成することを目指します。これまで、管理職を目指す女性を対象に、リーダーシップとテクニカルスキルのトレーニングを提供し、2022年度末までに、全トレーニング受講者の51%に当たる163人の女性が管理職に昇格しています。今後は、トレーニングを拡大し、工場で働くより多くの女性が参加できるようにすることに加え、女性が職場で活躍し、安心して働ける環境を整備することを、プログラムの新たな焦点としています。

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