活動アーカイブ
2014.03
自然災害に負けず、前向きに明るく生きる力。
～フィリピン 台風被害緊急支援～
2013年11月、ミクロネシア付近で発生した台風30号は、周辺国など広範な地域に被害をもたらしました。特にフィリピンにおいては、上陸時に最大瞬間風速105メートルにも及ぶ、観測史上最大勢力にまで発達。フィリピン全体としては被害者1600万人、避難者410万人、倒壊家屋110万棟、死者・行方不明者8000人の規模にまで被害が拡大しました。台風発生から約半年が経ちましたが、復興への取り組みは今もなお続いています。
今回は中でも甚大な被害を受けたレイテ島タクロバンでUNHCR（国連難民高等弁務官事務所）と現地NGO CFSI(Community and Family Services International)のご協力のもと実施した、衣料支援のレポートをお届けします。
※今回は、写真家の石川直樹さんにご同行いただき、現地の様子を様々な角度から撮影していただきました。
どの写真をクリックしてもスライドショーがご覧になれます:
＜写真家＞ 石川直樹
1977年東京都生まれ。2000年、PoletoPoleプロジェクトに参加して北極から南極を人力踏破、2001年、七大陸最高峰登頂を達成。 2006年、『THE VID』（ニーハイメディア）により、 さがみはら写真新人奨励賞、三木淳賞を受賞。その後も2008年、『NEW DIMENSION』（赤々舎）、『POLAR』（リトルモア）で、日本写真協会新人賞、講談社出版文化賞をはじめ数々の賞を受賞。 作家としても、開高健ノンフィクション賞を受賞した『最後の冒険家』（集英社）、『いま生きているという冒険』（理論社）などの作品で注目される。 2009年、ユニクロの「UT×UNHCR CHARITY T-SHIRTS PROJECT」*へ参加、2010年にはフリースのCMにも出演している。
*収益の全てをUNHCRへの寄付と難民支援活動費に充当することを目的としたチャリティプロジェクト