My Standard
- 私のユニクロ
- ナビハ・イクバル
Illustration by Yoshifumi Takeda
“A Dress for Any Day”「いつでも着られるドレス」
UNIQLO×INES DE LA FRESSANGEBlack Silk Dress
Selected by Nabihah Iqbal
Text & Photography
Nabihah Iqbal | ナビハ・イクバルMusician
ロンドン生まれ、ロンドン育ちのミュージシャン、音楽プロデューサー、DJ。2017年、デビューアルバム「Weighing of the Heart」をNinja Tuneからリリース。NTS Radioで、世界中の様々な音楽を知ることをテーマにしたラジオ番組を隔週で受け持っている。現在、2枚目のアルバムを制作中。
このドレスは、ロンドンのオックスフォード・ストリートにある、近所のユニクロで買いました。買ったのは5~6年前だけど、今でもしょっちゅう着ています。どんな場面にでも着て行けて、すごく頼りになるんです。気に入っている理由はほかにもたくさんあります。まず、素材が100パーセントピュアシルクなところ。私は化学繊維よりも、自然な素材のほうが着心地がよくて好きなので、素材はすごく大きなポイントです。このドレスを着ると、肌に生地が当たる感じがとても気持ちいいんです。それに、何通りも違った着こなしができるのもうれしいポイントです。ツアーで旅に出る時には、このドレスをよく持っていくんです。軽くて、たたむと小さくなるうえに、スニーカーやサンダルを合わせてカジュアルに着ることもできるし、アクセサリーを足して個性的な靴を履いて、まったく違う着こなしもできるから。ステージで着ることもあります。メタルスタッドが山ほどついたビンテージのレザージャケットを持っているんですが、このドレスの上に羽織るとすごくクールなんです。着心地もよくて、ステージ上ではそれがすごく助かります。気分がよくないと、自分を素敵に見せることもできませんから。それから絶対に忘れちゃいけないのがポケット!これ、本当に素晴らしいんです。ワンピースなどの女性用の服にはなぜかポケットが付いていなくて、もし付いていてもすごく小さくてピタッとしていて役に立たないものばかり。でもこのドレスは違うんです!外からは見えないポケットが2つ付いていて、それに気付いた時は大喜びしました。つまりこのドレスは、見た目がきれいっていうだけじゃなく、すごく便利な一枚なんです。
- 私のユニクロ
- 河村康輔
「からだの一部」
“A Part of My Body”
掲載情報は2021年2月時点のものになります。
My Standard
ARCHIVE
-
My Standard Special - Jason Jules
Jason Julesの愛用品と、5つのクラシックスタイル
-
My Standard - Jeannie Sui Wonders
映像作家、ジーニー・スイ・ワンダーズとカーゴパンツ
-
My Standard - Mr. Slowboy
イラストレーターMr. Slowboyのワークウェア
-
My Standard - Caitlin Phillimore
私のユニクロ ケイトリン・フィリモア
-
My Standard - Amber Dohrenwend
アーティスト アンバー・ダーウェンと着古したデニム
-
My Standard - Franck Durand
『Holiday Magazine』クリエイティブディレクター フランク・デュランのスタンダード
-
My Standard - Yataro Matsuura
松浦弥太郎が長く付き合ってきたLifeWear
-
My Standard - Kosuke Kawamura
河村康輔の「からだの一部」
-
My Standard - Tyler Mitchell
タイラー・ミッチェルが教える、足元のひみつ
-
My Standard - Banana Yoshimoto
吉本ばななが「おそろい」で買った服
-
My Standard - YOON
ユン
「私の冬の必需品」 -
My Standard - Kevin Ma
ケヴィン・マ
「軽量、そしてコンパクトなことが大切」 -
My Standard - Gert Jonkers
ゲルト・ヨンカーズ
「パリッとして、くたびれない。完璧だよ」