ジャパンハート

私たちの活動を支えている日本の医療従事者からのSOSに応えたいという想いから、新型コロナウイルス感染症緊急支援がスタートしました。

私たちジャパンハートの医療活動は、国内医療従事者を初めとする年間約800名にも及ぶ無償ボランティアに支えられています。4月上旬頃から聞こえ始めた彼らからのSOSを受けて、今度は私たちが日本の医療従事者と医療体制を支えたいという想いで、今回の新型コロナウイルス感染症に対する緊急支援を推進してきました。アドバイザリーボードを初めとする多くの方々の協力を得て、クラウドファンディングで約15,000人から集まった資金を使い700以上の医療機関にマスクを寄贈したほか、クラスターが発生して人員不足に喘ぐ国内の医療機関等へ医療チームの派遣を行いました。

その後、支援を希望する民間企業と支援を必要とする医療機関をつなぐ「ジャパンハートソーシャルネットワーク」を設立。今回のユニクロからのエアリズムとアイソレーションガウンの寄贈も、この取り組みの一環として実施しました。

おかげさまで医療物資の在庫過少問題は解消しつつありますが、医療従事者が日々感染リスクと隣りあわせの状況で業務に従事していることに変わりはありません。支援頂いたアイソレーションガウンにより感染リスクを抑えてストレスを低減できることに加え、エアリズムにより日々機能的・衛生的な下着を身に着け少しでも快適に医療活動が行えていることに感謝しています。

現在は、第二波・第三波に備え、介護福祉施設や在宅診療クリニックなど、感染症対策の備えが少ない機関に対して防護服の着用や施設内ゾーニングなどの感染対策指導を実施しています。一方で、海外活動地の感染者数は日本と比較して少ない状態ではありますが、渡航制限で手術を延期せざるを得ないため、一刻も早い事態の鎮静化を祈りながら感染対策等を充足させていきます。

ジャパンハートについて

〒110-0016東京都台東区台東1-33-6セントオフィス秋葉原10階

ジャパンハートは、ミャンマー、カンボジア、ラオスにて無償で医療を提供する活動を行なうほか、国内では 僻地離島への医療者派遣や小児がん患者の外出に医療者が付き添う活動、災害時の緊急支援を行っています。