What is
Lightness?

ひと口に“ライトネス”と言っても、
カラーや素材、機能性など、その視点はさまざま。
本誌に登場するスタイリングから、今季の軽やかさを紐解く。

Earthy Colors

「ライトネス」と聞いてまず思い浮かぶのは、明るいカラー。それもビビッドな色ではなく、優しいニュアンスのペールトーン。自然界の色を思わせるセージグリーンやモーヴピンク、淡いテラコッタやミルキーなエクリュなど。これらのキーカラーを、差し色として使うのではなく、全身やわらかなトーンでまとめあげるのが旬。

Grab a Shirt

いつものジャケットやパーカなどのアウター代わりに、シャツをさらりと羽織ってみよう。おすすめは爽やかなストライプだが、そこはあえて王道のブルーではなく、ミントグリーンやライトパープルをセレクト。ボタンは留めず、インナーをラフに覗かせて。ボトムスに白を合わせれば、よりフレッシュなスタイルに。

Sporty and Active

日常にスポーツを——そんなヘルシーさとフットワークの軽さが、今のライフスタイルにはフィットする。UVカット&撥水加工のポケッタブルパーカやドライ機能付きのTシャツは、高機能でありながらデイリーにも着回しやすい。普段着とアクティブウェアの境界線を軽々と行き来する“スポーツ・ユーティリティ・ウェア”が、今季は大活躍の予感。

Sheer Looks

「透け感」や「肌見せ」も“ライトネス”に通ずるキーワード。街ではウエストが覗くクロップト丈や、シアーカットソーでインナーを透けさせるスタイルが浸透中。そんな中、メッシュニットカーディガンは大人も抵抗なく着られるアイテム。肩やデコルテが見えるブラトップを合わせても上品にまとまる。

Suits Lighter than Air

機能素材を選べば、スーツだってライトな印象に。海外では“AirSense”の名で親しまれるユニクロの「感動セットアップ」は、驚くほど軽いのが自慢。コットンライクな素材は、ほどよくハリ感がありつつも薄手でストレッチ性抜群。Tシャツならカジュアルに、シャツを合わせればビジネスにも使える。

Purely White

クリーンな白は軽やかさの象徴。この春夏は、白一色というミニマルなアプローチにも注目したい。シャツもパンツも白で合わせたホワイト・オン・ホワイトのルック(p.117)から、真っ白なサマードレスまで。そのどれにも感じられるのは、白が持つ潔さというよりは、やわらかな素材や優美なシルエットが生む抜け感。

Breezy Linen

天然素材が持つ軽快さも“ライトネス”のひとつの要素。特に風通しのいいリネンは、コットンやシルクと並び、春夏素材の代表格。ヨーロッパ産の原料を100%使用した上質なリネンシャツを筆頭に、今年はリネンブレンドのTシャツやイージーパンツ、ワンピースなどが充実。さらりとした着心地とナチュラルなカラーパレットが、心まで軽くしてくれそうだ。

  • Illustrations by Amelie Hegardt
  • Text by UNIQLO
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